初めての訪問にして、すっかりメルボルンに魅了されてしまった、シルキースタイル代表取締役の山田奈央子さんは、近々、メルボルンでの親子留学も検討したいと話します。山田さんの心を大きく動かしたポイントはどこにあったのでしょうか。実際に訪れて感じたメルボルンの街の魅力を、デュアラー目線で紹介します。

安全で快適。日本以上の居心地の良さに感動

山田奈央子さん
シルキースタイル代表取締役/シェアウィング代表取締役シェア社長
盛岡生まれ。サウジアラビア育ち。上智大学卒業後、下着好きだったことから大手下着メーカーに入社。下着の企画・開発・新規事業を担当。2006年、大学時代の友人と共同代表でシルキースタイルを設立。女性のトータルビューティーをプロデュースするかたわら、2016年にはシェアウィングを設立、共同代表に。プライベートでは、2児の母。

 コスメや下着などの女性向け商品の企画・開発・マーケティング事業を通じ、女性の内面美・外見美・精神美をトータルプロデュースしている「シルキースタイル」。日本の歴史と文化が詰まった社寺での体験・滞在を通じて、心と体を整えるセルフクレンズの場作りを行っている「お寺ステイ」。山田奈央子さんは、これら2つの会社をそれぞれ友人と共に立ち上げ、代表取締役シェア社長として、仕事も立場もシェアしながら活躍しています。

 一方で、プライベートでは3歳と5歳の男の子の母親。まだまだ手がかかる年頃の子どもたちを抱え、毎日が戦場のようだと話す山田さん。家事や育児は夫婦でシェア。掃除は週に1回外注。オンもオフもシェアをキーワードに、自身と家族の毎日を充実させています。

 そんな山田さんが、最近興味を持っていたのがメルボルンです。その理由は?

 「小学5年生の甥っ子が、学校のプログラムで夏休みに2週間メルボルンに短期留学に行ったのですが、その体験談を聞いた5歳の息子がすっかりメルボルンに魅了されてしまい、それからずっと、メルボルンに行きたい、連れていってくれと言い続けていたのです。私自身は、これまで海外にはあちこち足を運んでいるものの、オーストラリアだけはまだ訪れたことがなく、一方で、周りの友人に、子どもの留学先としてメルボルンを選んでいる人が多いことや、会社を経営している身としてはマーケットとしても興味があるなど、いろんな視点で一度行ってみたい場所だと思っていました」

ガーデン・シティと呼ばれるほど公園が多く、「世界で最も住みやすい街」に7年間(2011〜2017年)連続1位を獲得したメルボルン(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 そんな矢先に、自身が会長を務めている東京青年会議所の国際女性友好の会のビジネスツアーで、念願のメルボルンに訪れる機会を得た山田さん。到着した際の第一印象についてこう語ります。

 「街全体がとにかく安全。事前に友人から聞いていましたが、行ってみて実感しました。今回、JALでメルボルンに行き、着いたのが深夜だったのですが、空港から予約していたホテルのあるサザンクロス駅まではスカイバスで移動。一人だったので初めは少し心配だったのですが、全く問題ありませんでした。駅からホテルまでもすぐだったので歩いて向かったのですが、日本を歩いているような安心感がありましたね。世界中探してもそんな街ってなかなかないんじゃないでしょうか。海外旅行で不安を感じなかったのは初めてですね」

 また、街並みの美しさにも驚いたと山田さん。

 「ガーデン・シティという呼び名の通り、街が本当にキレイ。思っていた以上に公園が多く、緑が豊かですね。それでいて古い街並みも共存していて、ヨーロッパにいるのとはまた違う感覚で、なんて居心地が良いんだろうと。一瞬にして日本に帰りたくないと思いました」

楽しみ方いろいろ。観光客に優しい街

 今回の滞在は4泊5日。仕事の合間に観光も楽しんだという山田さんに、メルボルンで特に気に入ったところについてうかがいました。

 「街の中心部の交通インフラが整備されているのがいいですね。無料のトラムがとっても便利。いろいろなところに出かけたくなりますね。滞在中はよく利用してあちこち移動しました。また、街がコンパクトで動きやすく、通りが碁盤の目のようになっているので地図が分かりやすかったです。初めての土地でしたが迷うことがありませんでした。他にもカード文化が浸透していてどんなところでもキャッシュレスで買い物ができるのが便利でした。滞在中は、ほとんど現金を使いませんでしたね。それも犯罪が少ない理由かもしれないですね」

市内中心部には料金が無料のトラム(路面電車)が走っていて移動もスムーズ(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
碁盤の目のように位置された通りは、わかりやすく観光客にやさしい(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 旅といえば食事も大事な要素。その点においても存分に満喫できたと山田さんは話します。

 「夜はおすすめのお店の情報を仕入れてはトラムで街へ繰り出し、ギリシャ、中華、アルゼンチン、イタリアなど、いろいろな国の料理を食べました。これも多国籍な街メルボルンならではだと思いました。それほどたくさんのお店には行けなかったのですが、朝のカフェ巡りも楽しかったです。現地の方も、今日はこのカフェ、明日はこのカフェと、毎日その日の気分で店を替えて楽しんでいるそうです。そんなライフスタイル、憧れますよね。とてもステキだなと思いました」

 また、滞在中の1日は、ツアーでグレート・オーシャン・ロードにも足を伸ばしたと山田さん。

メルボルン市内から車で約2時間でアクセスできる、世界で最も美しい海岸道路の1つと言われるグレート・オーシャン・ロード。全長243キロメートルにわたる海岸線では、奇岩群などの絶景が楽しめる(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 「世界で最も美しい海岸道路といわれるグレート・オーシャン・ロード。行ってみたかった場所だったので楽しみにしていたのですが、ちょっと行くだけであんなにきれいな海が見られるのに、本当に感動しました」

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