在宅勤務で7割以上が料理を作る機会が増加

 在宅勤務をするようになり、料理する機会は増えたのでしょうか?在宅勤務をしている人に、在宅勤務を開始してからそれ以前と比較して、料理を作る機会は増えたのか聞いたところ、実に73.2%もの人が「増えた」と回答しました。

 料理を作る機会が増えた理由は、「お昼ごはんも作る必要がある」が82.1%と一番多く、次に「夕ご飯を作ることになった」(30.9%)、「在宅勤務のパートナーの分も作る必要がある」(21.1%)が続きました(複数回答)。「子どもを連れての外食が怖いため」「帰りに買って帰る機会がなくなった」といった理由もありました。

料理の悩みは「レシピが思いつかない」「もっと時短&簡単に」

 在宅勤務を開始してから、それ以前と比較して、料理に対する意識や行動で変化があったかどうかも、聞いてみました。その結果は、「レシピサイト・レシピアプリの活用が増えた」(42.3%)が一番多く、「健康を気にして手作りが増えた」(27.4%)、「まとめ買いが増えたため、自家製の冷凍食品を作る機会が増えた」(19.6%)「子供と一緒に料理をする機会が増えた」(19.0%)と続きました(複数回答)。料理の機会が増えた分、レシピを調べる頻度が増えたようです。

 一方で、料理に関する悩みのトップは、「レシピが思いつかない」(53.9%)。次いで、「もっと簡単に作りたい」(51.3%)、「もっと早く作りたい(時短)」48.7%、「もっとおいしくしたい」(43.2%)と続きます(複数回答)。

 在宅勤務ならではの料理の悩みとしては、「仕事が終わらず作る時間がなかなか取れない」「レパートリーが思い付かず、結局いつもの料理になってしまっている」「自分だけなら何でもよいが、夫も食べるとなるとボリュームやバランスも考えなければならず、家事の手間が増えた」「一日中ごはんの献立を考えている」などの声が挙がりました。