不安を解消するために開発された“#次世代ロボット掃除機”

 こうしたロボット掃除機に対する不安を解消するために開発されたのが、パナソニックの“#次世代ロボット掃除機”「ルーロ MC-RSF1000」です。千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と共同開発したロボット掃除機のコンセプトモデルをベースにパナソニックで開発・製品化しました。

パナソニックのロボット掃除機ルーロ MC-RSF1000
パナソニックのロボット掃除機ルーロ MC-RSF1000

次世代ルーロのコンセプトモデル開発に携わった、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之工学博士

「レーザーSLAM」で間取りを正確に認識、ゴミを取りきる

 新しい「ルーロ」は、高精度のレーザーセンサーを使った空間認識技術「レーザーSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」を搭載。360度全方向の間取りや床にあるもの・動くものなど、すばやく正確に認識して地図を構築。部屋の状況に合わせて、最適なコースを判断。エリアを分割し効率よく丁寧に走行します。部屋数の多い家や広い場所でも正確に地図を作成することができます。

 Aさんのお宅で行った検証実験では、実際の間取りとルーロが作成したマップの一致率※に差が出ています。

 従来のカメラセンサー搭載モデル(下図左)が走行できなかった場所(黒い部分)も、新しい「ルーロ」(下図右)なら走行することができ、より正確な地図が作れるようになりました。

※パナソニック調べ。この間取りで掃除を完遂した際に作成したマップで比較した結果。新製品MC-RSF1000とカメラセンサー搭載の従来品MC-RS810との比較。マップの一致率は間取りや家具の配置によって異なります
※パナソニック調べ。この間取りで掃除を完遂した際に作成したマップで比較した結果。新製品MC-RSF1000とカメラセンサー搭載の従来品MC-RS810との比較。マップの一致率は間取りや家具の配置によって異なります

部屋の隅や壁際を掃除しやすい三角の形。左右に首を振り、サイドブラシでしっかりとゴミをかき出す
部屋の隅や壁際を掃除しやすい三角の形。左右に首を振り、サイドブラシでしっかりとゴミをかき出す

実験1 お部屋のゴミをキレイに取れるかな!?

ルーロ MC-RSF1000の詳しい情報はこちら