いつでもどこでも使えるパソコンが子どもに自信をつける

 「いま霞ヶ関や永田町の界隈では、学校で子どもが普段から文房具のように扱える1人1台のパソコン整備が検討されていますが、仮に、家庭から学校へ毎日パソコンを持って行くとすれば、様々な条件があることに気付きます」

 子どもが使うとなると、雑に扱ってすぐに壊れてしまわないよう堅牢性が気になるが、『dynabook V8』は米国防総省が制定したMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠したテストをクリア。さらには12.5型液晶を搭載し、約1059gという軽さも持ち合わせている。

 「見た目のスマートさは魅力的ですね。しかも、壊れにくい。格好が良くて、しかも、落としても簡単には壊れないというのは、とても大きなメリットです。それに、このサイズは、教科書などと一緒に学校の机の上に置くのにちょうどいいと思います。これよりも一回り大きかったら、取り回しが面倒になってしまう。ランドセルに入れることなどを考えれば、丈夫なうえに軽いというのはポイントが高いですね」

 また、『dynabook V8』のバッテリー駆動時間は約14.5時間。万一、充電を忘れていても30分間の高速充電で約5.5時間のバッテリー駆動が可能になる「お急ぎ30分チャージ」機能を搭載している。

 「家で充電して学校へ持って行って、帰宅するまで持ちますね。10時間以上使えるのは大きなポイントです。もし充電ができていなくとも、標準的なUSB-TypeCの充電ポートを採用しているので、いざというときは、友達から充電器を借りられるのもいいですね」と豊福さんは話す。

 他にも、豊福さんは、Windows Helloに対応した赤外線顔認証機能を搭載していることにも注目する。「まだキーボード入力のできない小学校低学年のお子さんでも、自分の環境が呼び出せますね。実際に、低学年の子には顔認証がいいという自治体さんの声も聞いています。家庭内でも、最初は親御さんと同じIDを使うでしょうが、顔認証を使って常に自分のIDでログインすれば、そこに自分の作ったファイルをクラウドに保存し、学びの軌跡を蓄積していく環境が整います」

 豊福さんは、子どもにパソコンを与えることは自分自身が学びのオーナー(主体)になるスタートだと強調する。「道具を与えて終わりではないんです。学校ではまだ十分に教わることのできない『パソコンならではの使い方や役立て方』を親子で一緒に考え、お子さんの将来にどのようにつながるかイメージを共有すること。また、自在に試行錯誤できる道具を扱うことで『自分でもできるんだ』という自己肯定感と共に、物事に取り組む意欲(モチベーション)などを、お子さんに身に付けさせてあげてほしいですね」(2019年7月17日取材)

子どもが持ち運ぶにも安心の堅牢パソコン
2in1で様々な使い方が可能に
 『dynabook V8』はタブレットとしても使える2in1コンバーチブルの、インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー 1.80GHzを搭載したノートパソコン。約1kgと軽量で、厳しい落下試験もクリアした持ち運びに適した1台だ。ペン入力は自然な書き心地で、手書きノートアプリ『TruNote』でメモを取ればその後の活用範囲も広がる。バッテリー持続時間は約14.5時間で、万一充電を忘れても、30分間の充電で約5.5時間使用可能になる「お急ぎ30分チャージ」に対応。MS-OfficeとWindows Hello対応の赤外線顔認証を標準装備している。

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(取材・文/片瀬 京子 写真・映像/阿部 吉泰)