「いじめ」による子どもの自殺など、陰鬱な事件を聞いて「うちの子は大丈夫だろうか……」と心配になるママ、パパは少なくないのではないでしょうか。

アメリカ・メジャーリーグのシアトル・マリナーズで長年活躍し、今シーズンから日本に帰国、読売ジャイアンツでプレーすることになった岩隈久志投手は、「BE A HERO プロジェクト」といういじめ撲滅プロジェクトを主宰しています。前回は、岩隈さんへの単独インタビューをお届けしました。今回は舞台を都内の中学校に移し、岩隈さんも参加したセミナー「BE A HERO ヒーローになろう」の模様をお伝えします。

前回のインタビューはこちら

神妙な面持ちだった生徒たちが、いじめについて積極的に議論

 「皆さん、こんにちは! 今日は皆さんに会えるのを楽しみにやってきました。BE A HERO プロジェクトでは、いじめのない社会を目指しています。今日は皆さんと一緒に、いじめについてしっかり学んで、ディスカッションしていきましょう」

岩隈久志さん(読売ジャイアンツ)
岩隈久志さん(読売ジャイアンツ)

 2018年12月、東京都文京区にある本郷台中学校で、命と心の授業の一環として「ヒーローになろう」というセミナーが行われました。体育館に集まった中学生を前に、「BE A HERO プロジェクト」の主要メンバーが登壇。発起人である読売ジャイアンツの岩隈久志さんをはじめ、和久田学先生(公益社団法人「子どもの発達科学研究所」主席研究員)、トレーナーの木村匡宏さん(IWA ACADEMY)、フリーアナウンサーの新保友映さん(IWA JAPAN)といった面々です。

IWA ACADEMYの木村匡宏さん
IWA ACADEMYの木村匡宏さん
IWA JAPANの新保友映さん
IWA JAPANの新保友映さん

 中学生にとって「いじめ」というのは、とても繊細なテーマ。集まった生徒たちは、しばらく神妙な面持ちでした。しかし、セミナーが進むにつれて空気が緩み、生徒たちはみるみる明るい表情に。最初は小さく挙げていた手も、「はい! はい!」と元気に意思表示したり、意見を発表したりするようになっていきました。

 一体、どんな話が行われたのか。そのエッセンスをお伝えします。

次ページから読める内容

  • 中学生ってどんな時期? いじめを科学で解き明かす
  • こんなとき、君たちはどうする?
  • 鬼ごっこで、いつも同じ子が鬼役。これはいじめ?
  • 転校生は、方言を直すなど自分で努力すべき?
  • 一流の人ほど、他者をリスペクトする

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