家庭内の感染症対策にも有効な「水まわりの非接触化」

 学校などの公共の場での感染症対策が進むなか、家庭内での感染症対策も気になるところ。水まわりの非接触化は、家庭においても注目度が上がってきているそうです。

 では、家庭用の非接触設備機器には、どのようなものがあるのでしょうか。早速、TOTOのショールームにうかがってチェックしてきました。

 例えば、キッチン用の『タッチレス水ほうき水栓LF』。水栓本体の側面にあるセンサーに手をかざすだけで、水の出し止めが可能。手についた洗剤の泡や水滴などで水栓が汚れにくく、お手入れも簡単です。

非接触をかなえるTOTOのシステムキッチン『ザ・クラッソ』に、新たに搭載された『タッチレス水ほうき水栓LF』。水栓本体の側面にセンサーを設置することで、手に洗剤がついたままでも手をかざすだけで水を出し止めできます。写真提供:TOTO
非接触をかなえるTOTOのシステムキッチン『ザ・クラッソ』に、新たに搭載された『タッチレス水ほうき水栓LF』。水栓本体の側面にセンサーを設置することで、手に洗剤がついたままでも手をかざすだけで水を出し止めできます。写真提供:TOTO

 洗面所用なら、『ラクラクスマート水栓』。センサーが手を感知して、自動で吐水。もしうっかり止水し忘れても、2分ほどで自動で水が止まる機能も搭載され、水道水のムダ使いを防止できます。

タッチレス水栓を備えたTOTOの洗面設備システムドレッサー『エスクアLS』。水栓側面のセンサーに手をかざすだけで吐水・止水ができます。約2分後に自動で止水する止め忘れ防止機能も搭載されています。写真提供:TOTO
タッチレス水栓を備えたTOTOの洗面設備システムドレッサー『エスクアLS』。水栓側面のセンサーに手をかざすだけで吐水・止水ができます。約2分後に自動で止水する止め忘れ防止機能も搭載されています。写真提供:TOTO

 トイレに取り入れるなら、『オート機能』。便器に近づくと、自動で便ふたを開き、便器に座ると、脱臭を行い、ウォシュレット使用前後にはノズルを自動で洗浄。便器から立つと便ふたが自動で閉まった後、便器を自動で洗浄、除菌。トイレに入ってから出るまで、全ての機能をタッチレスで快適に使うことができます。

タッチレス機能を搭載した『ネオレストRH』。注目は『便ふた閉止後洗浄モード』。便座から立ち上がると自動で便ふたが閉まり、便器を洗浄してくれる機能です。設定すると使用中に一切便ふたを触らずにすみます。さらに便ふたの閉め忘れを防ぐので節電にも効果的です。写真提供:TOTO
タッチレス機能を搭載した『ネオレストRH』。注目は『便ふた閉止後洗浄モード』。便座から立ち上がると自動で便ふたが閉まり、便器を洗浄してくれる機能です。設定すると使用中に一切便ふたを触らずにすみます。さらに便ふたの閉め忘れを防ぐので節電にも効果的です。写真提供:TOTO

 こうしたTOTOの水まわり設備機器は、節水や省エネなど、環境に配慮した機能も搭載されています。取り入れるだけで、毎日の生活をきれいで快適に、その上、環境にやさしい暮らしに変えることができる。まさに、SDGsな暮らしを実現してくれる住宅設備です。