「日経DUAL」編集部員(+α)が腹をくくって披露する手抜きレシピ。手を抜いても愛情は決して抜かない、部員たちのとっておきのアイデアを紹介します。今回は、どんぶりもの、パン、パスタなどを取り上げます。(上) に引き続き、使える手抜きアイデアが満載です。

卵さえあれば、何でもカルボナーラ風

片野編集長(以下、片野) 一見、恥ずかしい手抜きに見えても、コレ使える!という数々のアイデアレシピを編集部員たちが公開した「上」編。続きまして「下」編でも腹をくくってどんどん公開しますよ~。まずは、ごはんものからいきましょう。

簡単リゾット(3分)
【材料】冷凍ごはんかサトウのごはん、卵、チーズ、牛乳
【作り方】ごはんをレンジでチン。その間に卵、チーズ、牛乳を混ぜておき、熱々のごはんに絡めるようにして混ぜるだけ。
【ポイント】大人はペッパーをかけて。

片野 ごはんの熱で、卵はカルボナーラのようにトロッといい具合。まあ、卵かけごはんの味はしますが、リゾットと思えばリゾットのようにも思えてきます。チーズが大好物の娘の目はもちろんハート。母は心の中でよっしゃ!とガッツポーズをする簡単レシピです。

小林 ふふ、卵があればカルボナーラ気分、分かります。私も無理くりカルボナーラ系いいですか?

和風カルボナーラ風(7分)
【材料】パスタ、卵黄、バター、鎌田の「にんにくだし醤油」、粉チーズ
【作り方】パスタがゆで上がったら、卵黄、バター、にんにくだし醤油、粉チーズを混ぜる。

小林 この「にんにくだし醤油」が便利で、他にも、にんにくチャーハンや、焼きおにぎりなどに使ってます。結構しっかりにんにくが入ってるので、子どもが食べるものには控えめに使ってます。

福本 へぇ、こういうものがあるんですね。

片野 次は、どんぶりものも披露しましょう。包丁・まな板・フライパンを使わない、3分レシピです!

お刺身丼(3分)
【材料】お刺身、しょうゆ・ごま油・マヨネーズ・ごま、葉物野菜
【作り方】買ってきたお刺身をボウルに入れて、しょうゆ・ごま油・マヨネーズ・ごまを加え混ぜる。ごはんの上にのせて、水菜やカイワレなど手でちぎれる葉物野菜を添える。

片野 九州にお刺身をおしょうゆや薬味などとあえる「りゅうきゅう」っていうお料理があるんですって。そこからヒントを得て丼にしたのがこちらです。

福本 お、出ました、編集長の郷土料理風手抜きレシピシリーズ! 以前も、超シンプルな“沖縄料理”を紹介してましたよね(詳しくはこちら)。

片野 保育園からの帰り道って遅い時間でしょ。その時間だとスーパーのお刺身コーナーにお買い得品が並んでるんですよね。少々鮮度が落ちていようとも、おしょうゆやごま油を入れて漬けにすると、おいしいんです! ほんの少量のマヨネーズを入れると、子どもが食べやすい味になりますよ。

包丁とまな板なしで、定食をつくるスゴ腕編集長

羽田 どんぶりものなら、私もおすすめありますよ~。