しらすごはん(1~2分)
【材料】ごはん、釜揚げしらす、刻みのり、ゴマ油(またはアマニオイル等)、黒コショウ
【作り方】ごはんに、釜揚げしらすをスプーンで山盛りにのせて、ゴマ油(またはアマニオイル等)をひと回しし、刻みのりをのせる。

蓬莱 先日、初めてごま油の代わりに、現代人に不足気味のn3系脂肪酸の油、アマニオイルをかけ、黒コショウを振ってみたら、それはそれでおいしかったので、大人向けにはその組み合わせも定番にしたいなと。

片野 黒コショウ、おいしそう。そして、アマニオイル、手抜きだけどこだわってる。

蓬莱 あ、そうそう、「計画的手抜きレシピ」も紹介します。

大人も満足、子どもが絶対食べてくれる「わが家の定番」

10分で完成! 大人も満足「みじん切りカレー」(下準備含まないで10分)
【材料】細かく刻んでやわらかくゆでて冷凍しておいたニンジン、細かく刻んで冷凍しておいたピーマン、バラ冷凍のひき肉(生協で購入)、冷凍の玉ねぎ&ニンジンみじん切り(生協で購入)「こどものためのカレールウ。」(キャニオンスパイス)
【作り方】
1 鍋にグレープシードオイルを熱し、玉ねぎ&ニンジンみじん切りを鍋の1/3高さくらいまでたっぷり入れて、香りが出てくるまでいためる。
2 冷凍ニンジン、冷凍ピーマン、冷凍ひき肉を適当に入れて、水を375ml入れ、沸騰したら火を止め、「こどもためのカレールウ。」を半量入れて溶かす。
3 再び火をつけて混ぜ、完成。皿にごはんとともに盛り付ける。

蓬莱 子どもが生まれて以来、家で作るカレーは甘口ばかり。スパイスが効いたおいしいカレーを作って食べることができないのが不満……。でも、このカレールーを見つけて以来、わが家のカレー問題がすべて解消! 「1歳から食べられる」という触れ込み通り、辛みがほとんどないにもかかわらず、スパイスの香りが立っていて、大人が食べてもおいしいと感じられます。

武末 あ、うちもこれ使ってますよ。 一つの鍋で、具だけをゆでたら、そこから鍋3つに分けて、甘口カレー、辛口カレー、シチューまで作って回しています。

蓬莱 お、それもいいアイデア。わが家は、辛みが欲しいときは、ハバネロソース(「マリーシャープス ハバネロソース ホット(中辛)」)を振ってます。

武末 ほほー。

蓬莱 いつでもこのカレーが作れるよう、冷蔵庫に材料を常備。包丁とまな板を一切使うことなく、10分で本格的なカレーが作れるので、疲れている日の夕食にとても重宝しています。野菜を基本的に好まない6歳の長女も3歳の次女も、このカレーならパクパク食べてくれ、おかわりも進むので、「このところ野菜不足かも……」というときにも積極的に作るようにしています。

片野 大人も満足できて、子どもが絶対食べてくれる、という「わが家の定番」があると、安心ですよね~。

 3月から始まる「毎日更新! DUAL編集部員のリアル晩ごはん」では、緊急時ではない、各編集部員の定番メニューを紹介できることと思います。平日更新しますので、その日の晩ごはんを考える際にぜひ、お役立てくださいね!

構成/日経DUAL編集部 小林浩子 写真/日経DUAL編集部