【作り方】あったかいごはんにコンビーフと卵をのせる。
【ポイント】脂がごはんの熱でじんわり溶ける。
羽田 デパ地下でも販売していて手に入れやすい腰塚のコンビーフ。1500円くらいするので、コンビーフにしてはお高いと思いきや、ぎゅうぎゅうに詰まっているし、ぜんぜん高くない。コンビーフ丼の食べ方は、腰塚のサイトで推奨していたもの。やみつきです。すぐに食べたいときはこれ。コンビーフは小分けにしてラップして冷凍庫に入れておくと長持ちするし、解凍してチャーハンなどにもおすすめ。
鈴木(日経doors編集長) ちょっとちょっとあなたたち、まだまだ甘いわよ!
片野 おお、これはこれは、6歳、4歳の二人のお子さんを育てつつ、創刊したばかりで超大忙しの日経doors・鈴木編集長ではないですか! 時短のためにありとあらゆる手を試し、常識を超えた技を持つという数々の伝説がある……。
鈴木 私なんて、包丁とまな板なしで、定食つくりますよ!
1.無洗米を早炊きセット。
2.切り干し大根を水にさらす。
3.冷凍カット根菜、冷凍カットほうれん草、冷凍カット豆腐、冷凍ダイスカット肉、冷凍刻み油揚げ、冷凍刻みネギ、糸こんにゃく、だしの素、水、味噌を鍋にセット、中火にかける。
4.切り干し大根を絞って油とめんつゆをかけてあえる。大根の戻し汁は味噌汁の鍋へ(油はごま油または亜麻仁油)。
5.冷凍カットかぼちゃ、水、めんつゆを小さい鍋にセット、ことこと煮る。
6.冷凍シャケをグリルに並べる、弱火にかける。
7.ごはんが炊けたらワンプレートに盛り付け、いただきます!
【ポイント】味噌汁には本当は刻みこんにゃくを入れたいのですが、時間短縮のために糸こんで代用 。
一同 おおー(どよめく)。
鈴木 ごはんをタイマーにしないで家に帰ってから早炊きにするのは、おいしさのため。 ある著名料理研究家さんのところに取材に行って以来、実践してます。 タイマーにすると雑菌が繁殖し、ごはんがおいしくなくなるという話です。心に余裕があったら、味噌は煮えばなに溶きながら入れる。それだけで格段においしくなる。でも、だいたいつくっている間もスマホ片手に仕事のことを考えていてテンパっているから、最初から入れちゃうけどね。だし取り? もう諦めてます。だしの素は必須です。
では、もうひとつ、簡単パスタ。
1.鍋にお湯を沸騰させ、パスタをゆでる。
2.ボウル型の皿にたらこをほぐして、シラスを入れて、のりをちぎる。
3.ゆでたパスタと混ぜる。
【ポイント】そのまま食卓に出せる大皿で材料を混ぜる。
鈴木 この日は、 冷凍しておいたカット玉ねぎとパスタを一緒にゆでました。栄養バランスを考えて冷凍カットほうれん草を使うこともあります。野菜を切るのに時間がかかるので、とにかく切らないで済む夕飯を目指してます。
片野 あのぅ、日経doors編集部員が呼んでますよ!
鈴木 ああいけない、では!(風のように去っていく)
「溶けるチーズもの」は、簡単かつ鉄板
平田プロデューサー なんだか楽しそうですね。
片野 お、平田プロデューサーではないですか。小3の男の子のパパということで、過去にもカレーうどんなどの潔い名作を披露してくれてますが、今回もぜひ!(詳しくはこちら)