年度末が近づき、多忙な方は多いでしょう。さらに、この冬は予期せぬインフルエンザ攻撃で、仕事も家庭もスケジュールがガタガタ、なんてぼやきがあちこちから聞こえてきました。

そこで…お待たせしました! 日経DUAL編集部員(+α)が披露する手抜きレシピ。等身大過ぎて、赤面もの?! とはいえ、忙しいママやパパのお役に立てれば本望です。手を抜いても愛情は決して抜かない、部員たちのとっておきのアイデアを、上下2本の記事で紹介します。

春の生活応援企画
「毎日更新! DUAL編集部員のリアル晩ごはん」

日経DUAL編集部員の「手抜きレシピ」は、あくまでも疲労困憊したときの緊急ごはんです。とはいっても、毎日の夕飯づくり、本当に大変ですよね。仕事や保育園から帰り、時間、気力、体力と戦いながら、家族と自分の笑顔のために部員たちが用意し続ける日々のごはんの記録を、この春、大公開します! 題して「毎日更新! DUAL編集部員のリアル晩ごはん」。今日は何作ろう…とちょっと悩んだとき、日経DUALを覗いて、参考にしてみてくださいね。

片野編集長(以下、片野) ちょっと久しぶりですが、忘れていませんよ、日経DUAL編集部恒例の手抜きレシピ企画。疲れ切ったときに「どうだー!」と切るカードを発表していきましょう。では、まずは私から。
じゃじゃーん。

かまぼこのおつまみ(3分)
【材料】かまぼこ、チーズ
【作り方】かまぼこに切り目を入れて、手でちぎったチーズを挟む。

片野 保育園から帰宅してすぐ、子どもと私のおなかを落ち着かせるための一品ですっ。あれ、意外と普通ですか?

蓬莱 いやいやいや、迫力のビジュアルですよ。でも、おいしそう。

片野 かまぼことチーズの組み合わせ、子どもが大好きなんです。もちろん、「疲れたときは、なるべく包丁やまな板を使わない」という先代編集長からの教えは、しっかりと頭にたたき込んでいますよ。ただこれは、包丁は使うけど、まな板代わりにかまぼこ板をそのまま使っているという…変化球なので、大目に見て!

羽田 うしし、私もとっておき、ありますよ~。

片野 小2、小5のママである羽田記者、初登場ですね。

羽田 “缶詰もの”いきます。

賞味期限が近い缶詰 炊き込みごはん(30分)←ごはんを炊く時間のみ
【材料】サバ缶、イワシ缶、コーン缶などの缶詰
【作り方】米3合を洗って、炊飯器に缶詰の液体と具をまるっと放り込み、3合のところまで水を足す。スイッチ入れたら出来上がり。
【ポイント】缶詰、安いときに買ったり、防災意識が高まったときに買うのですが意外と使わなくて賞味期限が近くなります。それを使い切るのが目的。

羽田 子どもの社会の勉強のために物産展で買っておいた「いちご煮」(ウニとアワビの吸い物)。高かったので大事に保存していたら、気付いたら賞味期限が来月に迫っていたのでたな卸しをしました。

福本 缶詰はいろいろできますよねえ。缶詰ものなら私もあります。大根下ろし用の大根さえ事前にカットしておけば、包丁要らずです。