食物アレルギーっ子のための手抜きレシピ
【作り方】カットしたキャベツの上に缶詰の中身をのせて、その上にやはりアレルギーっ子用のヴィーガンチーズをのせて電子レンジで約3分半。トマト味がサッパリおいしいしんなりごちそうサラダの出来上がり。
山田 食物アレルギーっ子の保存食として料理研究家の故・坂本廣子さんに教えていただき、購入するようになりました。「ローリングストック」というコンセプトの 缶詰「34Mシリーズ」は、高知県黒潮町で作っているもの。「災害時でも誰もが食べられるものを」と開発されているので、わが家では常備缶となっています。
片野 これはお役立ち情報ですね。
山田 味が物足りない、という夫にはマヨネーズをかけて出しています。
田中 うちも「手軽なもう一品」ありますよ。って、妻の考案ですが……。
【作り方】だし汁を作る。玉子豆腐に適当に切り目を入れ、だし汁に投入(スプーンですくって入れるのでもOK)。玉子豆腐に付属しているたれを入れ、しょうゆや酒などを足して好みの味に仕上げる。お好みでネギやゆず皮などをちらして出来上がり。
【ポイント】玉子豆腐のたれを入れること。たれで味がまろやかになる。
田中 溶き玉子の中華スープを飲みたいけど、作るのが面倒臭いなーと思ったときに、玉子豆腐ってたれが付いているから、だし汁に合うんじゃない? そしたら超簡単に作れるんじゃない? と思ったのがきっかけだそうです。1歳次女が大好きで、器を奪って自分で飲むほど(苦笑)。
片野 たれを入れる、というのが斬新。なんだかノッてきましたね~。では、次はごはんもの、私からいきましょうか。
小林 あ、編集長、時間切れです! ごはん、パスタ、パンものなどは次回の「下」編にて。どうぞお楽しみに。
構成/日経DUAL編集部 小林浩子 写真/日経DUAL編集部