煮干しが主役の味噌汁(5分、煮干しを漬ける時間含まず)
【材料】煮干し、味噌、適当な葉もの野菜
【作り方】煮干しでだしを取る(できれば事前に水に漬けておく)。適宜、葉もの野菜をちぎるなどして具を入れて、味噌を溶かす。
【ポイント】煮干しは取り出さず、そのまま具として食べる。

片野 えっと、ただのお味噌汁ですよね(汗)。

小林 聞いてください、私なりの工夫。余裕がなくて他のおかずを作れないとき、あえて煮干しをあたかもメーンの具かのように上に引き上げるんです。娘の大好きなキャラの好物が「魚」で、丸ごと魚を大量に食べている絵を見ながら「一緒だねえ~」と気分を盛り上げます。カルシウムも取れて、とても健康的です。

片野 絵を使うとは!

包丁をちょこっと使って「もう一品」レシピ

福本 さっきのじゃがりこサラダもそうですが、ポテサラ系好きな子ども多いですよね。8歳の娘は、とろっとしたポテトペーストに包まれたキュウリが大好き。ポテサラを出すと、キュウリだけがなくなるため、キュウリを増し増しにして出すようになりました。買ってきたポテサラを利用することで手抜きに。包丁をちょこっと使った「もう一品」レシピです。

きゅうり増し増しポテサラ(3分)
【材料】きゅうり1本、塩、市販のポテサラ1パック(大)、マヨネーズ
【作り方】きゅうりを薄切りにして食品用ポリ袋に入れ、塩を3つまみくらい加えて、軽くもむ。1分くらいおく。ポリ袋内の水分を捨てて、ポテサラを加え、マヨネーズ適量を入れて、手でもむようにして交ぜたら完成。
【ポイント】ポテサラを作るのは意外と面倒なので、買うことが多い。買ったほうがポテトのペースト度が高いということもある。

武末 おー、考えましたね。うちも、超簡単な「もう一品」レシピあります。

ざくざくキャベツ(1分)
【材料】キャベツ、塩
【作り方】キャベツを3cm幅に切って洗っておく。塩を添えるだけ。

武末 居酒屋のお通しで出てくるキャベツのような感覚でぬれたキャベツを、塩にちょちょっと付けて食べるだけ。「おかずがない!」「野菜が足りない!」というときにめっちゃよく出すメニューです。「キャベツって甘い!!」というのが子どもの感想。子どもは2歳と6歳ですが、わが家では毎回、山盛りにしてもぺろりとたいらげてしまいます。もし余ったら、翌朝の味噌汁に投入。

山田 キャベツって便利ですよね~。うちもひと玉買ってきたらカットしてジップロックにしまってます! わが子は食物アレルギーっ子。缶をパカッと開けたらもう完成くらいの簡単な温野菜サラダをご紹介します。