昨年7月にパパとなった、りゅうちぇるさん。この連載では、「自分らしさを貫くこと」を大事にしてきたりゅうちぇるさんらしい感性で、子育てや家族、妻であるぺこさんとの夫婦関係などを語っていただきます。

「自分たちは子どもの居場所でありたい」「親は子の選択を邪魔しない環境を作ってあげられる」と力を込めるりゅうちぇるさんは、周囲に合わせて自分らしさを抑えてきた自身の中学時代を振り返り、「あの寂しさだけは経験させたくない!」と言います。子どもの将来に親ができることとはどのようなことでしょうか?

  ぼくたちがリンクに何より伝えたいことは、「自分らしくいること」。自分を大切にできる子になってほしいと常々思っています。

 空気読めない子と言われようが、自分の気持ちが言いにくい場であろうが、「私はこう思います」「それはイヤです」「これがイイです」と臆せずに言える人になってほしい。それはそのまま、自分と異なる人や意見を認められるということだから。

「うちの親は大丈夫」と、自然と打ち明けられるような態度を示したい

 そして親であるぼくは、息子が大切にしている自分を、それがどういうものであれ、受け入れられる居場所であり続けたい。たとえば、10数年後にリンクが男の子を好きになったとして。受け入れるのはもちろんのこと、リンク自身が「うちの親は大丈夫」と自然と打ち明けられるような態度を示しておきたいと思っています。

 そもそもぼくは、性指向に対して何の偏見もないんですけどね。人が人に恋をするのは性別を意識する前に起こることだから。それでも、リンクは親には打ち明けられないと思うかもしれない。話せる友だちや自分の居場所をちゃんと作ってほしいと願っています。

 ぼく自身の中学時代からくる願望でしょうね。

次ページから読める内容

  • 隠して偽っている自分はもっと嫌い
  • 「親に反対されても覆すぐらいの気持ちはないのか!」の精神論は不要
  • 自分に自信を持って、自分を好きになる

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