リンクは遊び始めると、本当に家じゅうのものを引っ張り出しておもちゃにしちゃう。ティッシュケースからティッシュを全部出しちゃったりもしょっちゅうします。そんな夢中になって遊んでいるリンクを静止しないで同じ目線で楽しめているのは、常に心に余白を作るようにしているからだと思います。

 余裕づくりは、日中の育児を任せているぺこりんにはもっと大切。ママの心の柔らかさが、そのまま子どもの心の柔らかさになりますからね。

 ぼくの仕事は、毎日決まった時間に帰れるわけではありません。朝出かける段階では帰宅時間が読めないこともあります。そういうときは、帰宅時間が分かった段階で「18時半には帰れるからね」などとLINEを入れます。

 同じ18時半に帰るのでも、帰宅時間が分かっているのといないのとでは、育児している側の心のゆとりが変わりますよね。お風呂に入れるにも、「お風呂上がりには帰ってきているから、上がった後のお世話は任せられる」などと段取りもできる。

 細かいことですがその細かいことが日々の生活を作っているし、ぺこりんもリラックスして子育てができる。「こうしてほしい」というのはお互い伝え合っています。

 息子が生まれて、ぼくとぺこりんの関係は変わらないどころか濃くなっているんです。

マイペースなわが子の資質を邪魔しない環境選びを考える

 リンクはもうすぐ1歳。物おじしないマイペースな性格であることがわかってきました。

 離乳食を始めてすぐから、マイペースの片りんはありました。赤ちゃんが寝起きのときって、たいていぐずりますよね。リンクは、眠りから覚めて泣くことがほとんどありません。パチッと目を覚ますとまず、ぼくたちのほうを見る。居るかどうかの確認さえ済んだら満たされるのか、一人でごろごろしたり、お座りしたり、立ち上がったりしてご機嫌に遊び始めます。

 30分程度自分の時間を過ごして、飽きたころに呼ばれます。その際も泣くことはないんですよね。ぺこりんやぼくの体を触るといった方法で「起きてるよ」とアピールしてきます。

 地域の子育て支援センターでほかのお子さんと関わる様子を見ていても、どんどんマイペースの輪郭が濃くなってきました。

 おもちゃで一人で遊んでいるところに、ほかの子がやって来ました。そのおもちゃを奪われても、泣いたり怒ったりしない。「じゃあ、ぼくは別のところに行こう~」と、ほかの遊びを始めます。隣で遊んでいた子がわーんと泣き出しても、「そっか。ふーん」という感じ。つられて自分も泣くような気配すらありません。

 支援センターにいる保育士さんや、遊びに来ているほかの親御さんから「ものすごくマイぺースですよね」と言われます。

 いつもニコニコと笑顔だし愛嬌(あいきょう)は良いけれど、自分のリズムで生きている。面白い子が生まれてきたなぁと感動します(笑)。

 そんなマイペースなリンクの資質を、そのまま伸ばしてあげたい。