今や妻とは「子育ての同志」
―― 夫婦げんかはするんですか?
岡山 もともと、けんかはよくするほうでした。でも、子どものおかげなのか、お互いが上手に回避できるようになったのかは分からないんですが、頻度はずいぶん減ってきましたね。
共通の話題はどうしても子どものことになるので、同じチームの同志、仲間という気持ちが出てきて、それが夫婦の関係にもプラスになって、今いい関係でいられるのかなと思います。とにかく「同志感」が強いですね。
エイイチ ラブラブですか?(笑)
岡山 うーん、ラブラブなのかな? そんな時期が結婚前からあったのかどうかすら、今となっては定かではないですね(笑)。仲良しではあると思いますが。
―― でも、コミュニケーションはよく取っているということですよね。
岡山 内容は子どもの話が多いですけどね。あとは、妻に仕事のアドバイスを求められたりするときもあります。
ただ、僕は自分の仕事に口を出されるのはすごくイヤなんです。エイイチさんが奥さんのアドバイスを素直に聞いているという話を聞いて、そういうところもすごいなと思いました。僕なんか、どんな仕事をやっているのかということすら知られたくないです。
一同 (爆笑)
岡山 「すごくいいね」「上手に描けてるね」って、ただそれだけ言ってほしい。それ以外は聞きたくない。
エイイチ 「パンダ親父」に出てくるママは、奥さんがモデルではないんですか?
岡山 あれは、妻の一部を切り取ったようなキャラクターですね。
―― 何か言われたりしませんか? 「私、こんな人じゃないんだけど」みたいな。
岡山 それはないですね。妻は、もっと天然ボケですから(笑)。
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構成/荒木晶子 イラスト/岡山進矢、エイイチ