フリーランスでも日中は会社員同様に働く

岡山進矢さん(イラスト)

岡山 当時は、一種の「忙しい」自慢が通用した時代でしたよね。僕も新人だった頃は「始発で出社するので家に帰っていいですか」と懇願して帰っていました。でも、家に帰ってお風呂に入って、ほんの少しゆっくりしたら、もう始発の時間ですからね。帰宅したぶん、寝る時間がなくなるという(苦笑)。

 それで会社に戻ったら、上司が寝ているんですよね。いや、ひどい働き方でした。

―― そうすると、お二人ともフリーランスになって初めて、子育てに関わるようになった感じですか?

エイイチ そうですね。会社員のままだったら、今でもどこまで子育てに関われていたか、分かりませんね。

岡山 今もデザイン会社に勤めている友人は、「うちは母子家庭だ」って言っていましたね。パパは全然家にいないから。いわゆる「ワンオペ」です。

エイイチ でも、周りの話を聞いたり、DUALを読んだりすると、今は育児と両立できる会社も多くなったみたいですよね。僕はフリーランスになるとき、息子が保育園に行っている間はしっかり仕事をして、普通の会社員が働く日中の時間は同じように働いて、子どもが帰ってきてからはしっかり育児をしようと目標を立てました。それは今、実現できているかなと思っています。

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構成/荒木晶子 イラスト/岡山進矢、エイイチ

岡山進矢(おかやま しんや)
岡山進矢(おかやま・しんや) 熊本県出身、東京在住。多摩美術大学染織デザイン科卒業後、広告プロダクション勤務を経て独立。2014年12月から2019年2月まで、日経DUALで四コマ漫画「パンダ親父」を連載。主にグラフィックデザイナーとして、雑誌や新聞、広告などの印刷媒体で仕事をしつつ、イラストレーターやライターとしても活動。Tシャツブランド「エスケープ・ゴースト」主宰。沖縄好きが高じて、泡盛関連のデザインやPR活動も。妻、小学校3年生の長男、保育園年長の長女の4人家族。
エイイチ
エイイチ 神奈川県在住。2017年2月から2019年3月まで日経DUALで「健気なボクと毛無毛なパパ」を連載。デザイン会社に勤務したのち、「子育てや家事にもっと協力していきたい」という思いも含めて独立。イラストレーターとして、全国誌にて芸能人の似顔絵や挿絵などを描く他、ロゴデザインから学校の教育アニメや公共CMアニメなどの動画まで、幅広く企画から手掛ける。妻、保育園年長の長男の3人家族。https://a-ichi.jp/