時に迷い、立ち止まりながらも、自分流の働き方や幸せを模索している働くママたち。今回登場するのは、ウェブメディア運営会社に勤めるTさん。全国紙の新聞記者でしたが、ある時記者を辞めて専業主婦に。その後、妊娠・出産を経て子育てをしながら再度働き始めます。そんなTさんのこれまでの道のりと、母としての今について話してもらいました。

(上)キャリアだけが前進ではない、仕事辞めて見えたもの
(下)母になり再就職 2人目出産がワンオペ見直す機会に ←今回はココ

◆今回登場するワーママ:Tさん
年齢:40歳
これまでの仕事:全国紙の新聞記者→専業主婦→ウェブメディア
現職:ウェブメディア運営会社に勤務
住まい:東京都
子ども:6歳の男の子と2歳の女の子

◆働き方に迷った理由
「自分がやりたい仕事」=「自分に向いている仕事」ではないと気づいた

◆「わたし流」の働き方をかなえるためにした選択
選んだもの… 育児と両立できる仕事
諦めたもの… 120%仕事に没頭すること

職種へのこだわりを手放し再就職

 新聞記者を辞め、専業主婦になって2年目で第一子を出産しました。息子がかわいい一方で、育児の大変さにストレスを感じることもありました。自分で稼ぐことが自分の自信につながっていたと気づいたことで、もう一度働きたいという気持ちも強くなっていました。

 息子が2歳の時に夫が再度東京へ異動になりました。私にとっては仕事再開のチャンスでした。就活中の保活は厳しいだろうなと覚悟していたところ、たまたま転居先に近い認証保育園で空きがあり息子を預けることができたのです。先に息子の預け先が決まったことで、いよいよ就職活動に本腰を入れました。

 夫の勤務時間が不規則なため、私まで以前のように昼夜の区別がない働き方をするわけにはいきません。記者を辞める際に「自分がやりたいことと、自分に向いていることは違う」と痛感していたため、職種へのこだわりはあえて持ちませんでした。書くことは好きでしたが、うまく原稿が書けずにモヤモヤすると、子どもと向き合っている時まで気持ちがソワソワしてしまうのが嫌で、書くことへのこだわりも諦めました。

 唯一こだわったのは、子育てと無理なく両立できることと、将来を考え厚生年金に加入できる働き方をすることの2点だけでした。

次ページから読める内容

  • 自分に向く「編成」で仕事を再開
  • 7割くらいで良しとしないと生活が回らない
  • 妊娠を機に家庭運営について話し合った
  • いつか子どもたちとニュースについて語りたい

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