時に迷い、立ち止まりながらも、自分流の働き方や幸せを模索している働くママたち。今回登場してもらうのは、サントリーの人事部門の社員で、社内のダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みの一環として、障がい者雇用を推進している平岡典子さん。平岡さんは、ダウン症の14歳の息子さんと、9歳の娘さんを育てる母親です。もともと仕事が大好きだったという平岡さんですが、息子さんの出産後は、復職への悩みを抱えながら、自分らしく働ける方法を模索してきたそう。そんな平岡さんに、障がいのある子どもを育てる母としての思い、そして仕事と育児の両立について話してもらいました。

(前編)仕事の楽しさ実感する中、生まれた息子はダウン症だった ←今回はココ
(後編)障がいある子を預けて復帰 人事ママを支えた言葉は

◆今回登場するワーママ:平岡典子さん
年齢:46歳
これまでの仕事:サントリー(人事→役員秘書→人事)
現職:サントリー
住まい:神奈川県
子ども:14歳(中2)息子、9歳(小3)の娘

◆働き方に迷った理由
生まれた息子がダウン症だったこと

◆「わたし流」の働き方をかなえるためにした選択
選んだもの…自分らしく気負わずに、子育てと仕事を両立させること
諦めたもの…ない

女性が活躍できる企業に入りたい

 1998年に大学を卒業し、サントリーに入社しました。当時はまだ今のように女性が男性と同じように活躍できていた時代ではありませんでしたが、女性でも活躍できる企業に入りたいという思いで就職活動をしていました。そんな中、縁があって希望していたサントリーに入社しました。

 入社後は人事部門に配属となり、採用担当になりました。ついこの間まで学生だった私にとって、企業側から採用活動に携わり、学生時代とは全く異なる視点を持てることはとても楽しく、社会人としてもよいスタートを切ることができました。新人だったにもかかわらず採用や研修などの責任ある仕事も任せてもらうことができ、さらに人前に出ているうちに慕ってくれる後輩もできてくるなど、仕事のやりがいや楽しさを実感することができました。

4年前から始めた趣味のゴルフ。最近は子どもたちと共に夫に教えてもらうことも。「写真はパターゴルフをした時のものです。いつか4人でラウンドできる日が楽しみです」(平岡さん)
4年前から始めた趣味のゴルフ。最近は子どもたちと共に夫に教えてもらうことも。「写真はパターゴルフをした時のものです。いつか4人でラウンドできる日が楽しみです」(平岡さん)

次ページから読める内容

  • 役員秘書を半年で「クビ」の失敗体験
  • 仕事を作る楽しみに目覚める
  • 「まさかそんなはずはない」つらかった1カ月
  • この子をこの笑顔にしていけるように頑張りたい

続きは、日経xwoman登録会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
もっと見る