子育てをしていると、もれなくやってくる思春期。「思春期になってから慌てふためくよりも、早いうちから親は準備しておくほうがいい」と、専門家はアドバイスします。

思春期の反抗期は昔からありますが、社会環境の変化に伴い、今の子どもに「不足しているもの」があると専門家は指摘します。それはいったい何でしょうか。

思春期真っ盛りで悩んでいる親、思春期が近づき、反発されることが増えて戦々恐々としている親――。様々な「読者のお悩み実例」に沿って、今の時代に求められる親の対処法を探りました。

見極めるのが難しい「反抗期」と「中学受験によるストレス」についても、注意したい点を聞きました。

【迷える共働き親を救う「イヤイヤ・反抗期」道しるべ】特集
(1) 子のイヤイヤ共働きのせい?抑え込むとどうなる?
(2) イヤイヤ期を育て急がない 編集部も腹落ち!
(3) 帰宅時や店内で…7つのイヤイヤ悩み 現実解は?
(4) 親の「常識」見直せば思春期はもう怖くない!←今回はココ
(5) イヤイヤ・反抗期の子への怒りは6秒、〇〇して待つ
(6) 反抗期とママの大人思春期 重なるから修羅場に

【読者アンケートで寄せられた実例の一部】

「思春期の準備」は低学年からでも早過ぎない

 思春期というと、いつを思い浮かべますか。中学生ぐらいのイメージでしょうか。「個人差があるものですが、女子は小学校高学年ぐらいから、男子は中学生ぐらいから、でしょうか。ただ最近は、体の発達が加速していて、小3で初潮がある女子、小4ですね毛が生える男子もいるという話も耳にします」。東京成徳大学教授で公認心理師・学校心理士スーパーバイザーの田村節子さんは言います。

 「思春期は、いわば『自分探し』をして『自分を作る』時期。親から見れば『子離れ』、子どもから見れば『親離れ』が基本テーマです。早めに準備しておくほうが、長い目で見ればいいと思います。小学校低学年からでも早過ぎることはありません

 では、具体的に親は何をすればいいのでしょうか。

<次のページからの内容>

● こんな「親の常識」にとらわれていませんか
● 「よかったことの責任を取れる人」に育てるには
● 今の子どもには〇〇〇〇する場所がない
● 人間が細胞レベルで求めているものは
● 「意味不明」と子どもに言われないルールの作り方
● 見極めが難しい「中学受験のストレス」、一歩間違えると……

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