ここるく代表取締役の山下真実です。「託児付きランチサービス『ここるく』」を起業したのが5年前。それまでは投資銀行や金融系コンサルで働いていたので、起業して全くの異業種に飛び込んだわけですが、そこから自社のサービスを良くするために保育について研究し始め、気づけば保育オタクに。オタクの目からこの業界を見ていると、「保育関係者ではない普通のママ・パパには、保育園ごとの特徴や良さが伝わりづらい」というジレンマをとても感じます。

そこで本連載では、異業種から保育の「中の人」になったからこそ得られた独自の視点で、本当に良い保育とは何かを、分かりやすく伝えていきたいと思います。

今回は、都市部を中心に増えている「園庭のない保育園」についてです。わが子を通わせる園選びで、園庭の有無についてどのように捉えればよいのか、取材しました。

やっぱり園庭のある保育園を選ぶべき?

 「ここるく」主催で保活セミナーを開催するたびに、参加者から必ず聞かれるのが「やっぱり園庭がない園よりも、園庭がある園に行かせるべきでしょうか?」という質問。一般的に保育園と聞くと、園舎の前に広がる園庭で子どもたちが遊んでいる光景をイメージしやすいためか、園庭がないとどうしても心配になるママ・パパは多いようです。

 実際のところ、園庭がない保育園ではどのような保育が行われているのでしょう? 今回は神奈川県相模原市にある認可保育園「RISSHO KID’S きらり」でお話を伺ってきました。

 RISSHO KID’S きらりは、小田急線相模大野駅から徒歩6分、伊勢丹相模原店に隣接する商業ビルの2階にあります。街中にある商業ビルのテナントで園庭がないという点では、近年増えている都市型の保育施設の典型例とも言える園です。こうした環境にあって、子どもたちの日常に欠かせない外遊びをどのように実現しているのでしょう? RISSHO KID’S きらりで働く保育士、廣田先生と今井先生にお話を伺いました。

次ページから読める内容

  • 保育園の子どもたちは、もっと街に出ていい!
  • 子どもたちの「居場所」がある街
  • 子どもたちは環境を上手に使い分けて遊ぶ
  • 保育士自身も自分らしく生きる大人であってほしい

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