共働き家庭の新・小学校受験

お受験の筆記試験 考える力を見る問題が増えている

試験内容/受験勉強の進め方/家庭でやるべきことは?

  • 登録会員(無料)・有料会員限定
いいね

記事をシェアする

読み上げ

↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください
1

 「小学校受験なんてハードルが高い」「共働き家庭にお受験は不利」というのは昔の話。最近では共働きで子どもを保育園に通わせながら、小学校受験をする家庭も増えてきています。  全国にある私立小学校の数は200校以上。その約半数が首都圏に集中しています。そんな中、私立小学校を受験する、しないを一度も検討せずに、子どもの可能性を狭めてしまってもいいのでしょうか?連載の第4回目は、小学校受験塾のベテラン先生に受験勉強の進め方について、話を伺いました。

試験内容は筆記、運動、行動観察、絵画・制作、面接など

 小学校受験をすることに決めたら、実際どのように勉強を進めていけばいいのでしょうか?

 学校によって試験内容は異なりますが、試験の種類は大まかには下記の通りです。

試験内容

ペーパー(プリント)…いわゆる筆記試験のこと。数を扱う「数量」、しりとりや同頭語など言葉を扱う「言語」、回転する平面図形などを扱う「図形」、動物や濃度など理科に当たる「自然科学」、季節やルール・マナーといった「生活常識」などの領域がある

運動…片足立ちや模倣体操などの体操、平均台やボールなどの器械体操、跳ぶ、走る、スキップなど

行動観察…ゲームやグループ遊びを通して、友達との協調性、社会性、落ち着きなどの忍耐力を見る

絵画・制作・巧緻性…絵画やハサミを使った工作、ひも通しといった巧緻性など。創造力や表現力、丁寧さ、課題に関わる姿勢などを見る

面接…親子3人での面接、親だけ、子どもだけなど形式は様々

次ページから読める内容

  • 子どもと関わっている時間にいかに丁寧に濃く暮らしているか
  • 考える経験値が高い子は、『9歳の壁』を乗りこえることができる
  • 手を出し過ぎているのは親の都合。自立しない子になるのは親のせい
  • 親が笑うようになる、親が子離れすると、子どもが変わる
  • 半年で子どもは変わる。親は待つ力を持とう

この記事は会員限定(無料)です

会員になると

登録会員限定記事が読めます

【おトクな春割】2カ月無料!

日経xwoman申し込み
会員特典を見る
5/19 小学校受験は良いのか? 悪いのか? 徹底解説セミナー
この記事を読んだあなたにおすすめ

バックナンバー

共働き家庭の新・小学校受験

この特集・連載を見る

あなたにおすすめ

特集・連載

特集・連載一覧