日経DUALでは「待ったなしの少子化問題」と、内閣府も推進する「ワーク・ライフ・バランスを保ちながら生産性高く働くための働き方改革」という2つの視点で優秀な企業を応援する取り組みとして、第3回「共働き子育てしやすい企業グランプリ」調査を実施しました。今回、取り上げるのは、18位にランクインした太陽生命保険。新設された休暇制度を活用して育児に積極的に取り組むパパ社員と人事担当者に話を聞きました。

<太陽生命保険株式会社>
創業/1893年 本社/東京都中央区 正社員数/2254人(女性比率は約54.6%)
T&D保険グループの一員として、主要マーケットである家庭市場における保障性商品の販売を行う。「シニアのお客様に最もやさしい生命保険会社になる」ことを目指して、認知症にならないための「予防」と「保障」を同時に準備できるなど「ひまわり認知症治療保険」新商品の開発や、「かけつけ隊サービス」などの訪問活動にも注力している。

育休に加え、1日単位で「育児参加のための休暇」を活用

 太陽生命保険は、「従業員」「お客様」「社会」の全てを元気にすることを目的とした「太陽の元気プロジェクト」を2016年に発足。お客様・社会を元気にするためには、まずは従業員が元気でなければならないという考え方のもと、ワーク・ライフ・バランスの向上を目指し、総労働時間の縮減、有給休暇取得率の向上、男性の育休取得の推進などを図ってきた。

 人事部給与厚生課の矢崎冬馬さん(現在は、T&Dホールディングス総務部人事課に出向中)は、第二子が生まれた2018年9月に1週間の育児休暇を取得。そのときのことを次のように振り返る。

 「下の子が生まれたのは、上の子がもうすぐ2歳になるというときでした。第一子の出産のときと違い、第二子の出産では生まれてくる子どものための準備をするのと同時に、上の子の世話をどうするかということも考えておかなければなりません。うちの場合は、妻が産院に入院すると、上の子の世話をする人がいなくなってしまう状況でした。だから、出産時期に合わせて1週間の育休を取得し、妻と下の子が産院に入院している間に、家で上の子の面倒を見ることができたのはとてもありがたかったです」

 同社では従来の育児休業に加え、男性が育児に参加しやすい環境を整えることを目的として、2017年に有給の「育児参加のための休暇」を新設した。

人事部給与厚生課 矢崎冬馬さん(現在は、T&Dホールディングス総務部人事 課に出向中)
人事部給与厚生課 矢崎冬馬さん(現在は、T&Dホールディングス総務部人事 課に出向中)
<次のページからの内容>

 ●年間16日以上の有給休暇取得を可能にするために
 ●残業削減につながった業務改革とは?
 ●休暇を取る社員が増えても業務を円滑に進める秘訣

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「男性育休取得率」「女性管理職の割合」「有休取得率」などテーマ別ランキング
10の業界で比較、上位企業の調査回答

●第2章
25社を総力取材!成果を出している企業の実例
課題解決ノウハウを深掘り「組織やチームがうまく回るワケ」

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● 定価:本体90,000円+税
● A4、約200ページ
● 発売日:2019年6月28日予定

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次ページから読める内容

  • 17時30分退社なら子どもたちと一緒に食事ができる
  • 誰かが休むことを前提としてチーム体制を強化

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