二度目の出産は、一家で里帰り。下の子の世話もばあばの仕事に

 そんな嵐のような里帰り出産を経験後、再び、「お母さん、私、妊娠した!」と娘から電話がかかってきたのは、それから2年後のことです。上の子はすでに保育園に通っていたので、今回は「里帰り出産」はできないと思っていたのですが、娘は里帰り出産を希望していました。

 「上の子が寂しがるし、私も夫が一緒のほうがいいから」という娘のたっての希望で、今回は産前産後の2カ月間ほど、娘家族4人がわが家で過ごすことになりました。そのときには私も、「人手が多いほうがなにかと便利だろう」と楽観視していたのですが、これがまたまた甘かった。人が増えて家事労働が増す大変さを嫌というほど実感していたはずなのに、すっかりそれを忘れてしまっていたのです。

 もうひとつ前回と違う点は、「2才になる長男の遊び相手」という仕事が増えるということ。遊びたい盛りの孫は、家の中でじっとしていることなんてできませんから、天気がよければ公園へ行き、雨が降ったら家の中で遊びたがる。 ママは赤ちゃんの世話にかかりきり。おのずと遊び相手は「ばあば」になります。

 ママと遊べない寂しさから、孫はすぐに私のところにきます。「ばあば、遊んで」「ばあば、公園に連れていって」とかわいい孫に言われれば、ついこちらも、「はいはいはい」と孫の言うことをかなえてあげたくなります。ですが、これも本音を言うと「楽しさ半分、辛さ半分」。ばあばの乏しい体力は、あっという間に孫に吸い取られていくのでした。