まずはスマートロックから始めよう

 「新年度を迎え、お子さんの帰りが心配になるご家庭は多いでしょう。そこで、お子さんの帰宅が確認でき、なおかつ留守番をサポートできるスマートロックを導入してはいかがでしょうか」

 例えば「セサミスマートロック」は、スマホのアプリでカギをかけたり開けたりできるというもの。出かけた後で「あ、カギを閉めてきたかしら?」と心配になっても、スマホで確認できるから安心です。

セサミスマートロック
セサミスマートロック

 また、誰がカギを開けたかという履歴がアプリで確認できますので、お子さんの帰宅を確認するのにも便利。セサミスマートロックはセキュリティーレベルが高いため、不在の間に誰かがこっそり家の中に入ることはできませんし、万が一できたとしても、アプリ通知ですぐにわかります。

 お子さんが家に帰った後も、スマート家電がお子さんを守ります。パナソニックの「外でもドアホン」は、外出中でもインターホンの対応ができるというもの。映像も見られるので、お子さんがいるときに宅配便が来てもママやパパが対応できます。映像で怪しいと思ったら、お子さんに「ドアを開けないで」と指示することも可能になります。

外でもドアホン
外でもドアホン

 スマート家電を使えば、お子さんが家にいるときの様子をチェックすることもできます。「ドッグカメラ」は、家の中に設置してペットの様子を見守るカメラ。カメラの前を誰か人間が横切ると、その瞬間を撮影し、スマホに送る機能も備えています。お子さんが何をしているか気になったら、スマホに送られてきた写真と時間を確認できますし、お子さんも「僕(私)じゃなくて犬を見ているんだ」と思うので、さほど気になりません。

ドッグカメラ
ドッグカメラ

 お子さんと一緒に迎える新生活、留守中のわが家が心配なときは、スマート家電を使って家族の安全を見守ってみてはいかがでしょうか。

解説/戸井田園子 取材・文/井上真花 イメージ写真/PIXTA