組み合わせれば、自宅のセキュリティーレベルもアップ

 DUAL家庭は、家を留守にする時間が長いため、防犯には気を使いたいもの。高額なセキュリティーシステムを導入しなくても、「スマートマルチリモコン」のように複数の家電と連携できるスマートリモコンを使えば、ある程度のセキュリティーを保つことができます。

 たとえば「16時になったらテレビと照明がつく」といった設定をしておけば、その時間になるとテレビの音がして照明がつくため、在宅だと見せかけることができます。

 セキュリティーを保つという目的において、特におすすめと言えるのが「sRemo-R3」(SOCINNO)。これは照度も検知するため、「設定した時間帯(放課後や夜間など)に30分以上継続して照明が点灯しない場合はメールで通知する」などと設定しておけば、一人で留守番する子どもや、遠方で暮らす高齢者の見守りツールとしても活用できます。最大10ものメールアドレスを設定できるため、複数人で情報をシェアできるのもポイントです。

「sRemo-R3」(SOCINNO)。実勢価格5500円前後(税込)。背面に壁かけ用のフック穴がついている。「壁の高い位置に取り付けるのがおすすめです」(戸井田さん)
「sRemo-R3」(SOCINNO)。実勢価格5500円前後(税込)。背面に壁かけ用のフック穴がついている。「壁の高い位置に取り付けるのがおすすめです」(戸井田さん)

 ものや人の状態を検知し、外出先でもスマホでモニターできる「スマートセンサー」も、ぜひ導入したいアイテムです。

 例えば、「+Style」の「スマートセンサー(ドア・窓)」を玄関ドアやリビングの窓などに設置すると、ドアや窓が開いたときにスマホへお知らせが届くように。万が一、不在の時間に扉や窓が開けられても、スマホに通知がくるので、あらかじめ異常を検知することができます。予算にあわせて無理のない範囲でセキュリティーシステムを導入したい人にお薦めです。

赤く囲ったものが「スマートセンサー(ドア・窓)」(+Style、直販価格3035円、税込)。ドアや窓の開閉をスマホで確認できる
赤く囲ったものが「スマートセンサー(ドア・窓)」(+Style、直販価格3035円、税込)。ドアや窓の開閉をスマホで確認できる