寝起きの顔に60秒間のせるだけで、洗顔、スキンケア、化粧下地まで完了する時短フェイスマスク「サボリーノ 目ざまシート」。開発に携わったBCLカンパニーの宣伝部PRマネジャー御殿谷りえさんのインタビューの後編。女子開発ラボメンバーたちはそれぞれが結婚、出産というライフイベントを迎え、復職後に大人向けのサボリーノを生み出すことになります。

【前編】 60秒貼ったらすぐメイク 人気マスクの開発秘話
【後編】 ママの悩みに寄り添う 子どもの世話をしながら肌ケア ←今回はココ

保育園閉園の事態に! 二人の子どもが別々の園へ

 前編でお伝えした朝専用時短フェイスマスク「サボリーノ 目ざまシート」の開発メンバーであるBCLカンパニー宣伝部PRマネジャーの御殿谷りえさん。現在は4歳と2歳の子どもを育てながら忙しい毎日を送っている。

 「子どもの就学前まで勤務時間を1日につき2時間まで短くできる時短制度があり、1年ごとに勤務形態を選べます。第1子の育休明けは時短制度を使い、第2子のときはフルタイムで復帰しました」

 ところが、兄妹で通っていた保育園が閉園という、思わぬ事態に直面してしまう。

 「上の子は当時3歳だったので、幼稚園に転園することになりました。延長保育がない園なので、母と義母に協力を頼み、降園後は学童の幼児部に送迎してもらっています。その都合で、幼稚園の近くに引っ越しました。下の子は保育園に入れなくて待機児童になってしまい、認可保育園に入れるポイントを上げるため、一時的に認可外保育園に通いました。保育料がびっくりするくらい高額だったのですが、幸いすぐに認可保育園に入ることができました。今年度は2人の子どもの園が別々の場所になってしまった事情などもあり、時短勤務を選択しています」