子育て世代にはジュニアスポーツシューズ「瞬足」でおなじみのアキレス。実はビニールフィルムやウレタンフォームなどの素材メーカーとしても知られている。素材メーカーの強みを生かしたウレタンフォームベッドマットレスの製造は、OEM製品を含めて国内トップクラスのシェアを誇る。

そんな専門メーカーの技術を結集した、同社オリジナル寝具ブランド「フレアベル」の企画開発を担当するのが、ウレタン販売部インテリアリビング課の董 珊珊(とう・さんさん)さん。3歳の男の子のママでもある。その開発ストーリーをお届けする。

 大学を卒業するまで中国で生まれ育った董さん。大学で日本語を専攻したことをきっかけに日本に興味を持つようになり、「いつか日本に行ってみたい」という思いが膨らむようになったという。大学卒業後は語学力を生かして中国の貿易会社に就職。しかし、日本に行く夢を捨てきれず、2年弱で会社を退社日本の大学院で学ぶことを決めた

 留学中は、家と学校を往復する毎日で、日本を深く知る機会はなかった。「もっと日本のことを知りたい。まずは数年間日本で働いてみよう!」と2004年にアキレスに入社した。

 初めに配属されたのは工業資材販売部で、営業職を4年間経験。その間、日本人の男性と結婚をした。

 転機が訪れたのは2008年のこと。「他の仕事も経験してみたい」と自ら希望を出し、ウレタンフォームをメインに扱うウレタン販売部へ異動になった

ウレタン販売部インテリアリビング課の董 珊珊(とう・さんさん)さん
ウレタン販売部インテリアリビング課の董 珊珊(とう・さんさん)さん

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  • 認知度が低かった「オールウレタンベッドマットレス」を世の中に広めたい
  • 最新素材を搭載できる素材メーカーの強みを生かす

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