子連れ旅行には行きたいけれど、子どもも楽しめるお出かけ先が分からない。そもそも泊まりで出かける余裕がない――。

 そんなDUAL世代にピッタリなのが、「半日旅」という旅のスタイル。『東京発 半日旅』(ワニブックス)の筆者で旅行作家の吉田友和さんは、思い立った瞬間にでも出かけて、半日くらいで帰ってこられる、そんなお手軽で気まぐれな旅を「半日旅」と定義しました。この連載は、そこに“子連れ”という要素を加え、DUAL世代もすぐにでも出かけたくなるような旅ルポをご紹介します。

 今回のテーマは「“小江戸”川越クラフト体験&街歩き」です。

半日旅について語った、吉田さんの過去インタビューはこちら
気ままに楽しむ「東京発“子連れ”半日旅」の魅力
“子連れ半日旅”はハプニングも思い出に

「東京発“子連れ”半日旅」の3箇条
●旅先は子連れで訪れることが可能な場所であること
●夕食は自宅で取ることができるくらいのスケジュール感であること
●テーマパークなど人が多く集まる場所は基本的には行かないこと

クラフト体験をリサーチして見つけた“小江戸”川越

 猛暑続きだった今年の夏は、子どもたちを室内で遊ばせる時間が増えた。インドアな日々が続くとストレスがたまるかなと懸念したが、案外そうでもなく、子どもなりに楽しんでいたようだ。

 2歳11カ月の長女が特にハマっていたのが工作遊びだ。折り紙やクレヨンなどを駆使して作った成果物を、好きな動物などに見立てる。親が考える以上に想像力が豊かで、感心させられる。近ごろはハサミの使い方もほぼマスターした。多少危なっかしいところはあるものの、頑張ってチョキチョキしている娘を見て、次の半日旅のアイデアが頭をよぎった。

 ――クラフト体験なんて、どうだろうか?

 年齢的にワークショップや工作教室の類いは時期尚早かなと諦めていたのだが、そろそろ挑戦してみてもいいかもしれない。調べてみると、中には幼児でもできそうな体験教室もあることが分かった。

 「いいんじゃない? 長女はそういうの、大好きだと思うよ」

 妻に相談してみると、反応がとても良かった。彼女自身もこの手の工作系アクティビティーは得意だから、今回も頼りになりそうだ。

 クラフト体験といっても、せっかく出かけるのなら旅気分も味わいたい。候補を絞り込んでいき、最終的に目的地として定めたのが「川越」だった。昔ながらの古い町並みが残り、“小江戸”などと称される。歴史ある土地だけに伝統工芸なども盛んだから、今回のテーマにはうってつけの旅先と言っていいだろう。

 ここのところ、家族でお出かけというと山や海などの自然系スポットが続いていたので、行き先が「町」というだけで既に新鮮だったりもする。情緒あふれる旧市街を気ままにそぞろ歩き。子どもだけでなく、大人も楽しめる旅になりそうだ。

いざ、小江戸へ!

次ページから読める内容

  • 一番やりたいことは最初に持ってくるのが半日旅のコツ
  • 長女の美的センスは妻寄り? 意外な発見も
  • ひょっとして、うちの子は天才!?

続きは日経DUAL登録会員(無料)
もしくは有料会員の方がご利用いただけます。

日経DUAL会員とは?
登録会員(無料)になると以下のサービスを利用できます。
  • 登録会員限定記事
    子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える登録会員限定記事をお読みいただけます。
  • 日経DUALメール
    日経DUALの最新記事やイベント開催情報などをお知らせするメールマガジン「日経DUALメール」をご購読いただけます。
  • 子どもの年齢別メール
    子どもの年齢別メール(未就学児、低学年、高学年)を配信します。子どもの年齢に合った新着記事やおすすめ記事をお届けします。
  • MY DUAL
    サイトトップページの「MY DUAL」の欄に、子どもの年齢に合った新着記事が表示され、最新の子育て・教育情報が格段に読みやすくなります。
  • 日経DUALフォーラム
    オンライン会議室「日経DUALフォーラム」にコメントを書き込めます。日経DUALの記事や子育て世代に関心の高いテーマについて、読者同士や編集部と意見交換できます。
  • 記事クリップ、連載フォロー
    お気に入りの記事をクリップしたり、連載をフォローしたりできます。日経DUALがさらに使いやすくなります。