子連れ旅行には行きたいけれど、子どもも楽しめるお出掛け先が分からない。そもそも泊まりで出掛ける余裕がない――。

そんなDUAL世代にピッタリなのが、「半日旅」という旅のスタイル。『東京発 半日旅』(ワニブックス)の筆者で旅行作家の吉田友和さんは、思い立った瞬間にでも出掛けて、半日くらいで帰ってこられる、そんなお手軽で気まぐれな旅を「半日旅」と定義しました。この連載は、そこに“子連れ”という要素を加え、DUAL世代もすぐにでも出掛けたくなるような旅ルポをご紹介します。

今回のテーマは「かまぼこ作り&小田原城子ども遊園地」です。親子でちくわ・かまぼこ作りを体験した上編に続き、下編では「小田原城址公園こども遊園地」で遊んだ話をお送りします。

半日旅について語った、吉田さんの過去インタビューはこちら
気ままに楽しむ「東京発“子連れ”半日旅」の魅力
“子連れ半日旅”はハプニングも思い出に

子連れ旅と人ごみは相性×

 自分たちで作った焼きたてのちくわの他、かまぼこ三昧の昼食を堪能して、すっかり満腹になった。そうして腹ごなしを兼ねて、帰る前に立ち寄ったのはあの有名観光地である。そこには、意外なことに子どもたちが大興奮するスポットが待っていた。

 小田原といえば、なんといっても「小田原城」だろう。戦国時代には関東を制した北条氏の居城として、難攻不落を誇った。豊臣秀吉による天下統一に最後まで抵抗したのもここ小田原である。実は筆者自身、大の戦国好きで、日本全国の城郭を巡るのがライフワークの一つだったりする。

 そんなわけで、せっかく小田原まで来たのだからと小田原城へ立ち寄ることにしたのだが、今回は子連れ旅である。目的地はお城そのものではなかった。小田原城の敷地内に気になるスポットを見つけたのだ。その名も「小田原城址公園こども遊園地」という。そう、お城の敷地内になんと遊園地があるのだ。

 遊園地といっても、ジェットコースターはないし、観覧車もない。用意されているアトラクションは豆汽車とバッテリーカー、あとは自動遊具がいくつか置かれているぐらいだ。誤解を恐れずにいえば、遊園地としては正直物足りない。が、だからこそ引かれるものがあった

 もともと人ごみは苦手なほうだが、子連れでお出掛けするようになって以来、混んでいそうな場所はますます避けるようになった。大人だけならまだしも、子どもがいると、人が多いというだけでストレスが大きなものになる

 人気のあるテーマパークなどは、行くのにそれなりの覚悟が必要だ。そこで、知る人ぞ知る面白スポットを意識して探すようになった。たとえ地味でも、快適に楽しめる場所のほうがいい。いわば、「穴場探し」である。わが家にとっては、小田原城の遊園地はまさにそんな場所の一つだったわけだ。

お城と遊園地という不思議な組み合わせ!?

次ページから読める内容

  • 入園無料、のりもの券は1枚80円
  • 二宮金次郎の神社にも立ち寄り

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