近年注目されているのが、わが子に過剰な期待と負担をかけ、結果として子どもの心を傷つけてしまう、いわゆる「教育虐待」です。この連載では、子どもを思う、よい親だからこそしてしまう恐れのある「教育虐待」について、マンガを通して考えていきます。東京成徳大学教授で臨床心理士の田村節子先生の解説と併せてお読みください。

エピソードvol.8 自立の意味は二つある

  子育ての目標は子どもを自立させることだということはよくご存じだと思います。その自立の意味には二つあって、一つは経済的な自立、もう一つは精神的な自立です。幼いころから英語を習わせたり、塾に通わせることには、「将来の経済的自立=自分で食べていけるようになってほしい」という親心があるのではないでしょうか。しかし、精神的な自立について考えることは忘れがちで、経済的な自立を優先していると、子どもを追い詰めてしまうことがあります。そのとき、子どもを救うのが第三者の存在です。(節子先生)

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  • 子育てがこじれたら第三者の力を借りてみよう

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