中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、受験生の親を経験した先輩デュアラーのリアルな体験談。

そこでDUALでは、受験を終えた先輩親に、共働き家庭での中学受験について根掘り葉掘り聞いてみました。リアル中学受験体験談をお伝えします(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)。

《プロフィール&共通データ》

母:遠藤志保さん(42歳・外資系)

長男:涼馬くん 次男:翔馬くん(2021年4月から地元の公立中学校へ進学)

【家族】 父(45歳・広告)

【通塾】 小4~小5夏 明光義塾 小5夏~ ena

【受験校】 12月26日=東京大学教育学部付属中等教育学校(推薦)× 2月1日=郁文館中学校◎ 2月3日=東京大学教育学部付属中等教育学校(一般)×

【受験総費用】 350万円(2人分)

【習い事】 習字(小1~現在)、体操(小1~小5)

【受験以前の学習】 スマイルゼミ(小2~小4)

学校に一目ぼれ ここしかないと思った

日経xwoman編集部(以下、──) 中学受験をさせようと思ったのはいつごろですか?

遠藤志保さん(以下、敬称略) うちは双子の男の子で、息子たちがまだ小さいときに、東京大学教育学部付属中等教育学校(以下、東大付属中)で双子の研究をしていることを知って、興味を持ちました。とてものびのびとした学校で、高校生には制服がなく、服装も自由。生徒会活動や学校行事の運営など自治活動が盛んで、生徒の自主性を大事にしているんです。また、探究活動に力を入れていて、6年生では「卒業研究」があり、自分の好きなテーマについて探究します。

 2人は小さい頃から生き物が大好きで、よく公園でアリやダンゴムシなどを捕まえては、じっくり観察していました。キャンプや釣りも好きで、自然が遊び場でした。また、絵を描いたり、工作をしたりするのも好きだったので、自分の好きなことに熱中し、探究できる学校の環境にとても魅力を感じました。中学受験をするなら、絶対にこの学校に入れたい。それ以外は考えられませんでしたね。

―― 国公立の中学受験は私立中学校とは傾向が異なり、対策が難しいと言われていますが、受験勉強はいつから始めましたか?

遠藤 東大付属中に憧れてはいたものの、4年生のうちはまだ中学受験をする決心がつかず、でも学校の勉強のフォローとして塾には通わせていました。5年生になってやっぱり受験をさせたいと思い、夏休みから公立中学受験の対策をしてくれるenaに通わせました。東大付属中の入試は、2種類の適性検査と実技試験があります。私立中学受験とは全く違う内容なので、そのための対策が必要でした。記述式の問題が多いのですが、初めは全く書けず、何度も練習しました。

―― 勉強は兄弟で一緒にやっていたんですか。

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  • 書類選考で兄だけ不合格。いつも兄に負けていた弟が自信をつけた
  • 受験で身に付いた学習習慣は一生もの

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