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塾の授業を取捨選択 倍率20倍の国立中学に合格

ラグビーと吹奏楽を続けながらの受験。やりたいことは全部やり切った!


中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、受験生の親を経験した先輩デュアラーのリアルな体験談。

そこでDUALでは、受験を終えた先輩親に、共働き家庭での中学受験について根掘り葉掘り聞いてみました。リアル中学受験体験談をお伝えします。(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)

《プロフィール&共通データ》

母:上松さゆりさん(42歳・サービス業)

息子:上松翼くん(2020年4月より東京大学教育学部附属中等教育学校へ進学)

【家族】 父(45歳・通信)

【通塾】 小4の12月から日能研

【受験校】 12月20日=東京大学教育学部附属中等教育学校(推薦)◎ 1月10日=開智中× 1月12日=開智中(先端A)× 2月1日=中央大附属中×

【受験総費用】 140万円

【習い事】 英語(小2~現在)、水泳(5歳~小4の12月)、絵画(5歳~小4の12月)、ラグビー(小4の4月~小6の3月)、小学校の部活動で小4~小6まで吹奏楽部

【受験以前の家庭学習】 なし

「鉄道研究部」が受験のモチベーションに

日経DUAL編集部(以下、――) 小4の12月から通塾をスタートしたのですね。受験のきっかけは何だったのでしょうか。

上松さゆりさん(以下、上松さん) 私も夫も高校まで公立で、私は塾にも行かず大学受験をしました。そんな経験から、高校までは塾に通う必要はないと思っていました。まして私立中高一貫校なんてぬるま湯のようなところというイメージを持っていました。

 一方で、一人っ子の息子は精神的に幼く、小学生のうちはいいけれど、このまま公立中学に進んだら、内申点が重視される高校受験は厳しいのではないかという漠然とした不安がありました。でも、4年生になった段階では、中学受験は全く考えてなかったのです。

 息子は幼いときから鉄道が好きでした。4年生の秋に、特に受験を意識せず筑波大附属中の文化祭に行ってみたら、鉄道研究部があって息子がすっかりハマってしまったのです。どれだけ偏差値が高いかも知らず、「僕、この学校に行きたい!」と言い出したのです。

 これをきっかけに、「地元の公立中学には鉄道研究部はないけれど、受験をして入る私立中学や国公立中学にならある」というのが、息子にとって中学受験をするモチベーションになりました。とはいえ、私立に行かせる気持ちはなかったので、まずは公立中高一貫校受験を視野に入れ、11月後半~12月にかけて日能研、栄光ゼミナール、市進学院の入塾テストを受けてみました。

 そしたら、もう散々な結果だったのです。その中でもテスト結果が一番マシだったのが日能研でした。また、日能研は「自ら学ぶこと」を教育の柱にしていたので、息子はそこが気に入ったようです。ちなみに日能研には宿題はなく、いわゆる宿題に当たるものを「課題」と呼ぶそうです。「宿題は『やらされる勉強』だからNGワードだよ」と息子からドヤ顔で教えられました。

―― 小4の12月から入塾して、塾の勉強はどうでしたか。

模試の間違い直しノート。正答率50%以上の問題で、自分が間違っていたり解けなかったりした解答用紙にはマーカーを引いています
模試の間違い直しノート。正答率50%以上の問題で、自分が間違っていたり解けなかったりした解答用紙にはマーカーを引いています

次ページから読める内容

  • 吹奏楽強豪校で朝夕毎日練習 週末はラグビーも参加
  • 塾の講習は間引きして苦手分野を徹底対策 「わが家流」を貫く
  • つくづく息子に合った学校だった

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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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