中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、受験生の親を経験した先輩デュアラーのリアルな体験談。

そこでDUALでは、受験を終えた先輩親に、共働き家庭での中学受験について根掘り葉掘り聞いてみました。リアル中学受験体験談をお伝えします。(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)

《プロフィル&共通データ》

母:小宮優子さん(41歳・自営業)

娘:小宮葵ちゃん(2020年4月より渋谷教育学園幕張中学へ進学)

【家族】父(43歳・メーカー勤務)、次女(小4)、長男(年長)

【通塾】新小4(3年生の2月)からサピックス

【受験校】1月17日=江戸川学園取手中学◎ 1月22日=渋谷教育学園幕張中学◎ 2月1日午前=広尾学園(本科)◎ 2月1日午後=広尾学園(SG)◎

【受験総費用】約300万円

【習い事】習字(1年生~5年生)、そろばん(1年生~3年生)、ピアノ(3歳~2年生)、水泳(3歳~現在)

【受験以前の学習】栄光ゼミナール(小3夏~1月)

「受験したい!」と言い出す娘に、塾代を提示して“本気”を確認

DUAL編集部(以下、――) 中学受験を始めたきっかけは?

小宮優子さん(以下、小宮さん) 3年生になって学童へ行くのを嫌がるようになりました。とはいえ、共働きで預け先が必要なので、学童代わりに、夏期講習のタイミングで栄光ゼミナールに入れてみました。娘はもともと勉強が好きなほうだったので、塾の勉強に楽しく取り組んでいました。すると、「葵ちゃんは受験に向いている」と塾の先生に言われたようで、冬休み前に「受験をしたい!」と言い出しました

 背中を押してくれた栄光ゼミナールには申し訳ないのですが、いざ受験をするとなると、より中学受験に強い大手進学塾の方がいいのではないかと思い転塾を考えました。まず、四谷大塚と早稲田アカデミーの体験授業を受けてみたのですが、娘はどうもしっくりこないようでした。そこで、体験はできないけれど、サピックスの入塾テストを受けてみることにしました。すでに12月に入っていたため、サピックスに通っている塾生と一緒に組分けテストを受ける形になりました。その時、自分が解けない問題を、隣に座った子がカリカリと解いていたのが猛烈に悔しかったようで、「私は絶対にサピに行く!」と言い出したのです

 娘は幼児期から水泳を始め、本格的に取り組んでいました。負けず嫌いでがむしゃらに頑張ってしまうタイプなんです。受験をするとしても、水泳は絶対に続けると言うので、これは大変なことになりそうだな、と思いました。私も夫も勉強は得意ではなかったので、中学受験を勧めることは一度もありませんでした。自分から言い出したからには覚悟を持ってやってほしいと思い、3年生だった娘にサピックスの塾代を見せて、「ほら見てごらん。中学受験に挑戦するとなると、こんなにお金がかかるんだよ。うちは子どもが3人いるから、この金額は大きいよ。でも、葵が頑張るなら、お父さんもお母さんも応援するからね!」って。

―― お子さんに塾代を見せたのですね。

小宮さん そのくらい覚悟を持って始めたほうがいいと思ったんです。でも、「やめたくなったら、いつでもやめていいよ」というスタンスでした。何しろ親が「中学受験が絶対」とは思っていなかったものですから。

―― 塾に通い始めてからはどうでしたか?

3年生2月のサピックス入塾時に購入したリュック。5、6年生の時はこれにパンパンに詰め込んで肩ひもが破けるんじゃないかというくらいの重さのテキストや資料集やら質問セットを詰め込んで塾に行ってました。あんなにたくさん詰め込んでたのに3年間破れることなくずっと並走してくれて受験当日も誰よりも近くにいたリュックなので、新しい通学リュックを購入したけれど、やっぱり捨てられずにとってあります
3年生2月のサピックス入塾時に購入したリュック。5、6年生の時はこれにパンパンに詰め込んで肩ひもが破けるんじゃないかというくらいの重さのテキストや資料集やら質問セットを詰め込んで塾に行ってました。あんなにたくさん詰め込んでたのに3年間破れることなくずっと並走してくれて受験当日も誰よりも近くにいたリュックなので、新しい通学リュックを購入したけれど、やっぱり捨てられずにとってあります

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  • 右手骨折を機に転校 スランプを脱出し自分のペースをつかんだ
  • 試験会場までは興奮状態 終わった後は「楽しかった~!」
  • 入学後の不安を乗り越え、新たなキャラで新生活を楽しむ

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