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小6で受験再開 勉強と進行管理は知人に 2科目で合格

体調不良により小5で一度受験撤退し、コロナ機に再挑戦。人事ママは学校選びで先生の転職サイトを確認


中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、受験生の親を経験した先輩デュアラーのリアルな体験談。

7月の特集「中学受験 途中から参戦、直前撤退 方向転換どう考える?」では、中学受験を目指しつつも紆余曲折(うよきょくせつ)のルートを紹介しています。今回の受験親は、まさにそんな紆余曲折を経た家庭。イレギュラーな中学受験のリアルストーリーをお伝えします(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)。

《プロフィール&共通データ》

母:山内涼子さん(44歳・メーカー)

次女:ゆいさん(2021年4月から都内大学付属校へ進学)

【家族】 父(45歳・証券)・長女(中3)

【通塾】 小4~小5 地元の小規模塾

【受験校】 1月8日=盛岡白百合学園中学校◎ 1月10日=星野学園中学校 ◎ 1月10日=大妻嵐山◎ 2月1日=山脇学園× 2月2日=山脇学園× 2月4日=都内大学付属校◎

【受験総費用】 約100万円

【習い事】 バレエ(小1~小4)

【受験以前の学習】 英語(幼稚園はインターナショナルスクール、小学校から公文と個人レッスンの併用)

50校以上、延べで130回以上の学校見学

日経xwoman DUAL(以下、――) 中学受験を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

山内涼子さん(以下、敬称略) 2つ上の姉が中学受験をして、とてもよい受験ができたので、ゆいにも経験させたいと思いました。ただ、姉はもともと勉強が得意で、難易度が高い問題をワクワクしながら解くタイプ。第1志望の難関校に合格できたのですが、ゆいはキレがあるというよりはゆっくりスモールステップで積み上げるタイプ。姉はグノーブルに通って結果を出しましたが、ゆいは最難関を目指して走り抜ける受験は合わないと思い、地元の小規模塾を選びました。塾長のブログを読んでいて、この塾ならゆいに合いそうだなと思ったからです。

 受験親は一度経験しているので、中学受験のことは一通り分かっているという強みはありました。でも、姉妹の偏差値の差が20くらいあったので、学校選びはゼロからやることになりました。姉妹の2回の受験で50校以上の中学校を訪れましたね。気になる学校は複数回訪問していますので、延べでは130回を越えると思います。

―― そんなにたくさんの学校を見て、逆にどこを選んでいいのか分からなくなりませんでしたか?

山内 それはありません。学校によってのカラーは本当にさまざまで、いろいろな学校を見ておいてよかったと思っています。

―― 学校選びは、何を基準に絞っていきましたか?

山内 姉妹でも性格は違うので、それぞれに合った学校はどこか? という視点で選びました。それと、私が人事の仕事をしているからなのですが、教員用の転職サイトをよくチェックしていました。通年で教員の募集をしていたり、もうすぐ新学期が始まるというのに、ギリギリで募集をかけたりしているような学校は、先生が定着しない理由があるのではないか、専任教員より非常勤の教員が多い学校は、生徒のケアが行き届くのか、校務が円滑に回るのだろうか、などと考えながら見ていました。職業病ですね(笑)。

 でも、多くの学校を見ているうちに、この見方はあながち間違ってはいないと思いました。やはり、先生たちの働きやすさが、良い学校運営につながっていくのではないでしょうか。

―― 受験勉強が始まってからはどうでしたか?

次ページから読める内容

  • 小5で一度は中学受験をあきらめた
  • 「教える」「寄り添う」「全体管理をする」3つの役割分担
  • 直前期にまさかの「女子校には行きたくない!」

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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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