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サッカー少年が6年生で再挑戦した中学受験で勝利

5年生の終わりに塾をやめ、パパの指導で第1志望校に合格。本気スイッチが入ったタイミングは


中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、受験生の親を経験した先輩デュアラーのリアルな体験談。

そこでDUALでは、受験を終えた先輩親に、共働き家庭での中学受験について根掘り葉掘り聞いてみました。リアル中学受験体験談をお伝えします(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)。

《プロフィール&共通データ》

母:幸田葉子さん(仮名)44歳(IT企業勤務)

長男:雄介くん(仮名)(2021年4月から桐光学園中学校へ進学)

【家族】 父(46歳・メーカー勤務)・長男(高1)

【通塾】 小3の2月~小5の2月まで早稲田アカデミー

【受験校】 2月1日午前=桐光学園中× 2月1日午後=国学院久我山中STクラス× 2月2日=桐光学園中◎  2月3日午後=国学院久我山中STクラス× 2月4日=桐光学園中(T&M入試)※願書提出のみ

【受験総費用】 100万円

【習い事】 5歳~6年生の終わりまでサッカーのジュニアクラブチームに所属、4歳~3年生まで英語、3歳~5年生まで水泳、1年生~5年生まで空手

【受験以前の学習】 特になし

両立に限界を感じ、5年生の終わりに塾を辞める

日経DUAL編集部(以下、――) 中学受験を始めたきっかけはなんですか?

幸田葉子さん(以下、幸田さん) 3つ上の兄が中学受験をしていて、親子で成長できたので、雄介にもやらせたいという気持ちがありました。でも、精神的に少し大人だった兄と比べて、雄介は何をやっても手がかかるんです。小3の2月から、兄が通っていた早稲田アカデミーに通うようになりましたが、宿題は自分からやらないし、丸付けもしなければ、見直しもしない。いちいち私がお尻をたたかないとやらないのです。でも、体育会系の塾のノリは合っていたようで、楽しく通っていたので、4年生の間はまあいいかなという感じでした。

 雄介は年中のときからサッカーをやっていました。初めは近所のお友だちに誘われて「体力づくりに」くらいの気持ちでしたが、2年生のときに、ドイツで実施されるジュニア対象の合宿の選抜メンバーに選ばれたのを機に自信を持つようになり、徐々に本気でサッカーを頑張るようになったようです。

―― では、サッカーと両立しながらの受験をしようと?

幸田さん 4年生のうちは塾との両立も可能でしたが、5年生になるとどちらも忙しくなり、サッカーの遠征の移動中に塾の宿題をやって、なんとか塾の勉強についていくといった感じでした。でも、無理をさせてしまったのかもしれません。あるときから、サッカーで小さなミスを連発してしまうようになったのです。

 要領のいい兄は、塾と習い事をうまく両立させていましたが、雄介はそういうことを器用にできるタイプの子ではありません。それでも、自分なりに頑張っていたのに、塾の成績は下がるは、サッカーではミスが続いてスタメンをはずされるはで、自信を失ってしまう。そんな息子の姿を見て、もう受験との両立は限界かなと思ったんです。正直言うと、私も息子の受験サポートにほとほと疲れてしまって。

 そしたら、息子のほうから「僕、塾をやめてサッカーを頑張りたい」と言ってきたのです。その言葉を聞いて、夫も私も「そうだね。この子は今、サッカーをやりたいんだね」と納得し、5年生の終わりに塾をやめることにしたのです。

写真はイメージです
写真はイメージです

次ページから読める内容

  • クラブチームに合格して考えた「その先の進路」
  • 初めてゲラゲラ笑った学校説明会。相性の良さを感じた
  • 5年生まで塾の勉強をしたのは大きかった

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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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