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2月1日に訪れた反抗期「僕は開成には行かない」

子どもに寄り添っていたつもりだったけど、“本当の気持ち”を見過ごしていたと猛省


中学受験には親のサポートが不可欠。でも、共働きのデュアラーは仕事との両立が大変! 自分なりには一生懸命やっているつもりだけど、本当にこれでいいの? そんな親たちが知りたいのは、“中学受験の親”を経験した先輩デュアラーのリアル体験。  そこで日経DUALでは、2019年に受験を終えたばかりの“先輩・中学受験親”に、共働きの中学受験について根掘り葉掘り聞いてみました。共働きのリアル中学受験をお伝えします(取材対象者はすべて仮名。学年や年齢は取材当時)。

《プロフィール&共通データ》

母:森澄子さん(45歳・商社勤務)

息子:森賢吾くん(2019年4月より聖光学院中へ進学)

【家族】父(46歳・メーカー勤務)、姉(現高2・女子難関中高一貫校に通う)

【通塾】小4からサピックス

【受験校】1月10日 栄東A日程=◎ 2月1日午前 開成中=× 2月1日午後 世田谷中(算数特選)=◎ 2月2日 聖光学院1回目=× 2月3日 浅野中=◎ 2月4日 聖光学院2回目=◎

【受験総費用】300万円(3年)

【習い事】サッカー(年少~小1)、水泳(年中~小5)、そろばん(小1~小6の8月)

【受験以前の家庭学習】公文(年中~小3)

クラスはα、合否判定模試では合格可能性60~80% 順調に来たけれど・・・

日経DUAL編集部(以下、――) 受験を考えたきっかけは何ですか?

森澄子さん(以下、森さん) 私は公立中・県立高校出身なのですが、夫が中学受験経験者で開成を卒業しています。夫の話を聞くと、そこで過ごした6年間がとても充実していたようで、私立中高一貫校の魅了を感じ中学受験を考えるようになりました。4歳上の姉も中学受験をし、今は都内の女子校に通っています。

 受験勉強を始めたのは、3年生の2月からです。塾は姉が通っていたサピックスにしました。そこは6クラスしかない小規模な校舎でしたが、真ん中のDクラスからのスタートでした。息子は公文とそろばんをやっていたこともあり、算数が得意でした。また、負けず嫌いな性格がよい方向へと向かい、成績はどんどん上がっていきました。5年生の夏に最上位のαクラスに昇格。その後、数回、「α落ち」(αクラスの下のアルファベットクラスになること)はありましたが、全体的に見ると順調なほうだったと思います。

―― 志望校はどのように選びましたか?

 サピックスでαクラスにいると、周りはみんな開成を目指します。息子も開成模試を受けると、「よし、前回より点数が上がった~!」「あいつに勝った~!」と喜んでいたので、当然開成を受けるものだと思っていました。ただ、文化祭に行った時の反応はいまひとつだったのです。ところが、聖光学院(以下、聖光)の文化祭に行った時は大興奮で、ずいぶん気に入っている様子でした。「出店が楽しかった~!」って小学生の男の子らしい感想でしたけれど(笑)。

 受験校は、2月1日に開成、2日に聖光、3日に浅野を選びました。どの学校も合否判定模試では、合格可能性60~80%をキープしていたので、当日に何かハプニングが起こらなければ合格はかたいと思っていました。

―― その言い方からすると、何かが起こってしまったようですね。何が起きたのでしょうか?

授業も試験も2Bの鉛筆しか使用しなかったため常に先が尖った鉛筆を筆箱に20本入れていました。使用した鉛筆は200本以上になると思います。試験当日も鉛筆の先が丸まっていると嫌とのことで30本持参して臨みました。試験で間違えた単語カードは学年が上がるにつれて本人が作っていました。
授業も試験も2Bの鉛筆しか使用しなかったため常に先が尖った鉛筆を筆箱に20本入れていました。使用した鉛筆は200本以上になると思います。試験当日も鉛筆の先が丸まっていると嫌とのことで30本持参して臨みました。試験で間違えた単語カードは学年が上がるにつれて本人が作っていました。

次ページから読める内容

  • 2月1日の朝 西日暮里の駅で息子が言った衝撃の一言
  • 4日の再チャレンジまで合格ナシ どうなる?わが家の中学受験!

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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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