10連休で「ライフプラン表」を作成し、まとまったお金が必要な時期を把握

 4月下旬から5月上旬には10連休が待っています。ツアー料金は高騰、すでにどこも満員という話もよく聞きます。「働き方改革と関連しますが、休みがとりやすくなったからこそ、高い時期にどこかへ行かなくてもいいのでは、と思います。それよりも、自治体やNGO、企業のイベントなどで安く楽しめるものを探したり、日帰りでバーベキューをする、公園や博物館めぐりをするなど、親が知恵を使って楽しむ姿を見せることが、子どもの生きる力を育むのではないでしょうか」

 「夫婦で時間を合わせてお休みできるようなら、この機会に『ライフプラン表』を作っておくことをおすすめします。夫婦が40歳前後で、これから就学となると、定年までずっと子ども費がかかってきます。子どもに関わるお金は待ってくれません。地方に住んでいる場合は、大学入学後の下宿代なども考えておく必要があるでしょう。子どもの受験や入学時期、住宅購入、車の買い替えなどまとまったお金が必要な時期がいつになるのか、どうしたら重ならないかなどを話し合う時間を連休中に持つといいですね」

 連休中もATMは使用できますが、場所によっては現金切れなどにより、入出金ができなくなる可能性があると全国銀行協会が発表しています。「旅行先で子どもが急に病気になったり、レジャーでクレジットカードが使えないところへ行く可能性もあります。連休前に現金を用意しておくといいですね