「ライフプラン表」で必要なお金を“見える化”する

西崎 まさにおっしゃるとおりです。私たちの仕事は、そこを一番大事にしているところです。ご家族の目的とお金が必要な時期に沿って、金融商品を選ぶことが大切です。

私たちはお客さまに「ライフプラン表」をお作りいただいています。パパの年齢、ママの年齢、お子さまの年齢のほか、例えば第二子をお考えかどうか、いくつ違いなのかを書き込んでいきます。小学校や中学校入学の時期、家を買う時期、リフォームをする時期、車を買い替える時期、お子さんの留学予定のほか、老後はどんな暮らしをしたいですかといったヒアリングをして、それぞれ具体的に資金化します。

榎戸 まさに人生設計によって、準備しておくべきお金が変わりますよね。自分たちだけで今後の予定を考えて、一覧表にできればいいですが、日々の生活があり、仕事があり、子育てがある方はなかなか大変。プロの方に相談しながらライフプラン表を作っていけたら安心できそうです。

西崎 はい、この時期はどのくらい貯金ができて、この時期はどれくらい貯金を取り崩してといったシミュレーションもできます。目的や状況にあわせて金融商品を選び、備えていくことで安心を得られると思います。

榎戸 不安というのは、“見える化”することで解決につながりますものね。私は、自分では結構考えているつもりでしたが、まだまだ勉強しなくてはということが改めてわかりました。今回は大変勉強になりました。どうもありがとうございました。

榎戸教子(えのきどのりこ) 経済キャスター、実業家
氏名(しめい) 1977年7月24日生まれ。常葉大学外国語学部卒業。大学時代、スペイン国立サラマンカ大学に留学。さくらんぼテレビジョン、つかこうへい劇団、テレビ大阪を経て、2008年から経済キャスターに。テレビ東京、BSジャパン、日経CNBCなどで出演を重ねる。常葉大学非常勤講師。PICANTE代表取締役社長。

(文/西山美紀 写真/菊池くらげ)

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