言いたいことは言いながらも相手を思いやる

 ちゃんと言いたいこと、伝えたいことがあるのに、そのまま言わずにぐっと飲み込んでいると、自分のストレスもたまるし、夫婦の溝も深まるだけ。そういうときは必ず話し合うようにしていますが、時には言い争いになることもあります。

 当然仲直りすることは大事です。でも、その前にまず自分が折れてもいい部分と折れてはいけない部分を、自分の中できちんと整理をつけることを大切にしています。とにかくその場を治めたいからと、悪いと思っていない部分まで謝ったり、全面的に折れたりすると、夫婦関係は対等ではなくなってしまいます。どちらか一方が調子に乗ったり、強気になりすぎたりしてしまう。それは、いい関係とは言えないですよね。

 「お互いに譲れない芯は持ちつつ、対等に」が僕らのルールです。もちろん妻のケアはしますが、メンタル的には対等だと思っておかないと、飲み込まれてしまいますから(笑)。僕が気を遣い過ぎたがゆえに妻が強くなり過ぎたこともあるし、逆もありました。お互いに相手を気遣いながらも、わが道を進むべきときは進む。難しいようですが、これも慣れかもしれませんね。

 妻の機嫌を取ろうとして自分のやりたいことを何でもかんでも我慢すると、必ず無理が生じます。僕は昔からお酒を飲みに行くことが好きだったのですが、産後の妻に「自分ばかり飲みに行って」と言われて、けんかになったことがありました。だからといって、お酒を飲む機会をゼロにしたら僕のストレスがたまります。

 そこで、外に飲みに行くことはやめて、友人を家に招く家飲みに切り替えることにしました。そうすれば妻も一緒に楽しめて、ご機嫌になってくれます。飲みながらついでに家事もしてしまえば、苦にもなりません。何事もやらされている感覚ではなく、自分から楽しめるようにすることがポイントですね。

 僕の友人との家飲みだけでなく、妻のママ友も招いて、僕もその輪に入るようにしています。僕に聞いてほしくない話のときは、僕がいないときに呼んでいるんでしょうけど(笑)。ママ友と盛り上がって仲良くなったときは、僕もその旦那さんと仲良くなって、一緒にジムに通ったり、サウナに行ったりする仲になったりします。家族や子どもの話ができてお互いの状況も分かるし、大変なときは助け合えますよね。

 近所付き合いも含めて、周りとつながりを作ることは防犯にもなります。子どもが公園で遊んでいたら「〇〇くん、早く帰りなよー!」と声を掛けてくれるし、不審者がいたときも情報共有してくれる。だから、近所のママ友パパ友関係も大切にしています。