前野彩さんがおススメする「幸せ温度計」ワークは、夫婦の価値観の見える化に有効

夫婦の価値観はそれぞれ違う。だからこそ「見える化」を

 大事なことは、「家賃が高いから一番上」とか「住むところは絶対に必要だから上の方」という金額や必要性ではなく、「自分がここにお金をかけると幸せ」「この支出だけは削りたくない ! 」という想いや価値観を重視することです。

 たとえば住居費です。「眠る場所があれば十分」と思うのなら優先順位は低く、「気持ちよく生活するために家は大事 ! 」と考えるのなら優先順位は高くなります。

 夫婦の優先順位はどのようになりまし たか ?

 夫婦とはいえ、お互い別の人間ですから、頭では考え方が違うことはわかっていても「どこが違うのか」というのは、普段の生活ではなかなか明確になりません。 でも、「幸せ温度計」ワークなら簡単だし時間もかからず、そしてゲーム感覚で行えます。

 今まで夫婦でお金の話をすると、すぐにケンカになったという人も、「幸せ温度計」 ワークで大切にしている支出や価値観が見える化できると、「あぁ、優先順位が違うからケンカになってたんだ」と、冷静に判断できるはず。

 なお、このワークは子どもがたくさんモノを欲しがったときの優先順位づけにも使えますから、子どものお金の教育にも使ってみてくださいね。

 さて、「幸せ温度計」ワークで自分が大切にしている支出がわかったら、今度はさらに人生を充実させるための見直しです。

 家計を見直すときは、優先順位が低いものから行います。たとえば、2人とも通信費が下の方にあったのなら、 2人共通の楽しみである旅行や、子どもの教育費をつくるために、ケンカせずに通信費から見直すことができます。優先順位が低いものなら、支出をカットするストレスも少なく、見直しのための労力も時間も「自分が本当にやりたいことにお金をかけるため」と思えば、きっと頑張れるはずです。また、優先順位が大きく異なるときは、その支出にかける思いを相手に伝え、パートナーの思いにもしっかりと耳を傾けてくださいね。

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