共働きファミリーの子育て費・教育費は、私たちの親世代とは大きく違ってきました。ファイナンシャル・プランナーの前野彩さんが「教育費の本当の話」を紹介していきます。新著『教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本) 』から、一部お届けいたします! 今回のテーマは「小学校時代にかかる教育費、公立と私立の差」です。

小学校の教育費は公立で月約3万円!

 最近の小学生は習い事や塾など、放課後の活動も多彩になってきました。これから子どもが小学生になるご家族に知って頂きたいのが、次の表です。

 公立小学校の学校教育費は、年間10万円、習い事や塾などの学校外活動費は22万円、合計で年間32万円です。

日経DUAL編集部作成
日経DUAL編集部作成

 毎月の教育費に換算すると、約3万円あれば、給食費やクラブ活動、習い事から塾代までまかなえるのです。意外に少なく感じませんか? 私たちが働いて納めている税金が、巡り巡って子どもの教育費に充てられていますから、安心して義務教育を受けさせることができるのです。

私立小学校だと教育費は毎月13万円に跳ね上がる!

 しかし、私立小学校となると、教育費は跳ね上がります。学校・学校外活動費の合計で毎月約13万円かかります。この金額を6年間払い続ける必要がありますから、私立を希望する場合は、ご夫婦でしっかり認識しておいてくださいね。

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■第1章 子育てって、ざっくりどのくらいお金がかかるの?
■第2章 ウチはどう貯める? どこまでお金をかけられる?
■第3章 ママとパパどう働く? 収入にあった幸せな生活スタイル
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