共働きファミリーの子育て費・教育費は、私たちの親世代とは大きく違ってきました。保育園、小学校や中学校の私立受験、留学、そして、ママ・パパの働き方。現代の共働きファミリーの生活スタイルや教育環境に、最新のお金の知識をプラスして、ファイナンシャル・プランナーの前野彩さんが「教育費の本当の話」を紹介していきます。新著『教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本) 』から、一部お届けいたします!

「お金持ち=幸せ」から脱却しよう!

 

子どもにお金がかかると思って、心配しすぎていませんか?

 

「もっと収入が高かったら」、「もっとお金があったら」と思うことがあるかもしれませんが、 では、「もっと」とは、いくらあれば満足できるのでしょう。

 

子育て家族にとって、「お金持ち=幸せ」ではありません。

 

最近は、子どもを産んだ後も働き続ける女性が増え、ライフスタイルも様々になりました。すると、同じ年代であっても家族ごとに収入は異なり、使える金額も変わります。そう、「典型的な家族」なんて存在しない時代になっているのです。

 

ママ友や学校のお友達につきあって、つい背伸びをした教育費をかけていませんか? テレビで見た情報にとらわれて、むやみな節約でストレスをためていませんか?

 

あなたの人生の主役はあなたです。あなたにはあなたの、そしてあなたの家族にはあなたの家族にぴったり合う「お金の貯め方・使い方」があります。

 

まわりに惑わされないお金の知恵を持ち、無駄な支出をなくすこと。そして、自分たち家族がどんな暮らしを優先し、何にお金をかけたいのかを、夫婦で、親子で、ちゃんと理解し合えていること。これが、子育て家族にとっての幸せなお金のルールです。

 

私のオフィスにご相談にいらっしゃる皆さんの声をまじえて、「教育費&子育て費 賢い家族のお金のルール」をご紹介しています。最新の役立つお金の知恵にプラスして、この本が、子育てについて話し合うきっかけになれば、心から嬉しく思います。

出産の費用は平均50万円。でも、自己負担は10万円

 

はじめての出産・育児では、どんなものが必要で、そして、いくらぐらいお金がかかるのかが分からないため、夫婦で戸惑うことも多いでしょう。また、可愛い赤ちゃんグッズを見ると、つい買いたくなりますね。

 

でも、これから始まる24年間の長~い子育ての旅を考えると、妊娠してから出産までの1年間は、賢い親になるための体質改善チャンス。この期間を、計画的にお金を使うトレーニング期間にしましょう。

 

ポイントは、「概算を知る」ことと、「制度を知る」ことの2つです。

 

出産費用は、全国平均で約50万円。この支出に対して、健康保険から42 万円の出産育児一時金が受け取れます。すると、最終的な自己負担は、10万円以下になるんです。この“ざっくり費用感”を夫婦で覚えましょう。

日経DUAL編集部作成 イラスト/エイイチ
日経DUAL編集部作成 イラスト/エイイチ
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子育て家族に人気のFP前野彩さんがズバリ教えます。
親世代とは違う「教育費の本当の話」!
『教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本) 』

■第1章 子育てって、ざっくりどのくらいお金がかかるの?
■第2章 ウチはどう貯める? どこまでお金をかけられる?
■第3章 ママとパパどう働く? 収入にあった幸せな生活スタイル
■第4章 親世代とは全然違う! 100年人生のお金の新ルール

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