答えを寝かせて様子を見る
「本気度」を見極める基準はシンプル。即答せず、しばらく答えを寝かせます。子どものやりたいことや欲しいものはコロコロ変わるし、言いだして忘れてしまうこともありますからね。今回は、長男がテニスを習いたいと言ってから2カ月たっても「あの話はどうなった?」「テニスを習っていいの?」と何度も聞いてきたので、これは本気だと感じて体験に連れて行きました。長男がここまでやりたいと言い続けたのは、テニスが初めて。その気持ちを尊重することができてよかったと、妻と話しています。
サッカーに夢中な次男からは、つい先日「野球もやりたいし、テニスもやりたい」と、一気に習い事二つの追加リクエストがありました。まさに今、答えを寝かせているところです。ただ、1カ月で言わなくなったので、次男の習い事はしばらくこのままにしておこうと思います(笑)。
文/樋口可奈子 写真/小野さやか