世界の気になる「あのパパ」はどう子育てに取り組んでいるのでしょうか。今回は米フェイスブックの共同創業者であり最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグさん。世界有数のIT企業の経営者として常に注目を浴びる存在ですが、1億人以上のフォロワーを集める自身のフェイスブックページには、2人の娘や医師で慈善活動家の妻プリシラ・チャンさんが頻繁に登場し、家族と時間を過ごす喜びを発信しています。仕事にも影響を与えているという、子育ての体験とは?

週3回娘をお風呂に入れるパパの一面

2015年12月1日に第1子が誕生した際、自身のフェイスブックで450億ドルの寄付を発表した(写真:AP/アフロ)
2015年12月1日に第1子が誕生した際、自身のフェイスブックで450億ドルの寄付を発表した(写真:AP/アフロ)

 子どもたちとハロウィーンの仮装でおどけたり、いとおしくてたまらないといったまなざしを妻に向けたり……。交流サイト(SNS)最大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)のフェイスブックページには、ビジネスについて真剣に語る投稿がある一方、家族についての投稿には、はじけるような笑みがあふれている。

 「私がもっとも誇りに思い、一番幸せを感じられるのは家族です」

 米国のニュース専門放送局「CNBC」(ウェブニュース、2017年3月15日付)で彼はこう話している。

 ハーバード大学在学中に出会った妻は、小児科医として、また福祉と教育の支援をする慈善活動家として活躍。2015年に長女マキシマちゃん、2017年には次女オーガストちゃんが生まれた。同メディアで、長女が生まれてから生活スタイルが大きく変化したことを語り、夜遅く会社で会議をするのをやめ、週3回は娘を風呂に入れていることなどを明かした。

 一般的に仕事と同じくらい、あるいはそれ以上に家族の時間を大切にするイメージのある米国人だが、企業の経営トップとなると例外という話もよく聞く。テレビドラマや映画では妻が夫に「仕事と家庭とどちらが大切なの」と詰め寄る場面がたびたび見られ、米国在住経験のある筆者は、米国の企業で責任のある地位に就くには、家族と過ごす時間を犠牲にして努力する人も少なくないという話をよく耳にした。

 そんななかで、メディアのインタビューのみならず、フェイスブックでオープンに、父としての日常を発信し続けているのだ。

次ページから読める内容

  • 3回にわたる流産経験を明かす
  • 先駆的な子育て支援策を次々打ち出す
  • 子どもたちの未来のために多額の寄付を行う

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