世界の気になる「あのパパ」は、子育てと仕事をどう両立させているのでしょうか。第1回は英国のウィリアム王子です。キャサリン妃と共に、弾ける笑顔で家族写真を公開し、子煩悩なパパとして知られています。2013年のジョージ王子、15年のシャーロット王女誕生では育休を取得し、18年4月のルイ王子のときには、公務をしながら家族の時間を優先させる姿勢を示しました。自身が父親として奮闘する姿をオープンにすることで、多くの父親たちの背中を押す存在となっています。

王室育ちなのに、まるで“隣の家の新米パパ”

 はにかむような笑顔、気さくな人柄で人気のウィリアム王子。結婚した2011年には、英国中がお祝いムードに包まれた。お相手のキャサリン妃はまるで、「シンデレラストーリー」のように羨望の的となり、ファッションや、2人の馴れ初めなどがメディアをにぎわせていた。

 そして今、ウィリアム王子は3人の子どもを育てるイクメンとしても注目されている。これまでも、親しみやすいキャラクターで、英国民からの好感度は高かった。とはいえ、王子といえば、正真正銘のセレブであり、特別な存在。キングズイングリッシュといわれる上流階級の英語を話し、最高峰の教育を受け、立ち振る舞いに品のよさがにじむ。

 そんなウィリアム王子の体当たりの育児ぶりが、これまでの王室の常識を覆した。ウィリアム王子の人柄が存分に伝わってくる姿は、何ともほほ笑ましい。「遠い国の王子様」というより、まるで、隣の家の新米パパみたいなのだ。「ダイアナ妃似のハンサム」としてその昔、王子に憧れた筆者も、最近のイクメン奮闘ぶりにすっかりファンになってしまった。DUAL世代であれば一層、そのギャップに魅せられたのではないだろうか。

ロンドンで出産後、シャーロット王女のお披露目をする英国ウィリアム王子とキャサリン妃(写真:AP/アフロ)