生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。

<読者の悩み>

次男の個性を認めてあげられません

Q. 小2と小4の2人の息子がいます。長男はやんちゃで、小2くらいまではよく問題(と先生が考える行動)を起こして、先生から連絡が来ました。でも小3のときの担任の先生が長男のいいところを色々見つけて、温かく見守ってくださった結果、かなり落ち着きました。

 確かに長男は友達も多いし、新しい世界にどんどん飛び込む積極性もある。中学受験向きではないけれど、スイッチが入ればちゃんと勉強するだろうと思えるようになりました。

 これに対し次男はかなりの慎重派。自然体験させても、川の水で足がぬれるのは嫌、泥んこは嫌、という調子で悪い意味で都会っ子です。次男も長男と同じように育てているつもりなのに、全般に長男よりも無気力、無関心に見えます。乗り物が大好きで、プラレールでは長男はおよそ作らない凝った経路を組み立てたり、自分でお話を書いたミニ絵本を作ってくれたりもします。でも、どこでも生きていける大人になれるかという意味では不安を感じます。

 次男にも、ストレス耐性の高い、生きる力のある大人になってもらいたいのです

 (40代女性 子どもは小2、小4)

回答者 松永暢史さん(教育環境設定コンサルタント 教育相談事務所Ⅴ-net主宰)

 この方は、とても賢いお母さんだと思います。普通は、長男くんの相談をすることでしょう。「うちの息子はやんちゃで落ち着きがなくて、全然中学受験に向かないんです。真面目でおとなしい子にするにはどうすればいいんですかー?」と。

 でも長男には長男のよさがあり、彼の「他の人にはない魅力」があることにも気づけるようになった。長男の未来を信じることができている。お母さん、賢いです。

 なのに! その先が、いきなり間違えています。なぜ次男くんに、長男と同じ個性を求めているのですか?(次ページへ続く)

次ページから読める内容

  • 次男くんは世界にたった一人しかいない、魅力的な人物です
  • その子らしさが輝く瞬間を、見つけ出せるのは親だけです

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