「何となく使っていた」お小遣い額が7万5000円と判明

前野　では続いて教育費です。お子さんが3人…にぎやかそうですね！

K子　はい、3人目を出産してさらににぎやかになりました（笑）。

前野　上のお子さん2人は公立の小学校に通ってらっしゃいますね。そして来年から一番下のお子さんが保育園へ。今後、中学受験などされる予定はありますか？

K子　中学まではとりあえず公立で考えています。高校からは本人が希望すれば私立を受験させてあげたい気持ちはありますが……。

前野　分かりました。それでは「日々の支出」について細かくチェックしていきましょう。シートに記入してあるお小遣い3万5000円はどなたのものですか？

K子　ランチ代を含めた夫のお小遣いの額です。

前野　ということは、K子さん自身のお小遣いは……。

K子　額は決めていないです（苦笑）。

前野　共働きでよくあるパターンですね（笑）。自分でどれくらい使っているのか、だいたいのイメージはありますか。

K子　おしゃれ代とか使途不明金の項目に紛れ込んでいそうな気がするんですが、月5万5000円くらいでしょうか。

前野　仕事に復帰したらランチ代にはどれくらいかかりそうですか。

K子　月2万円くらいですね。

前野　では、個人的な出費とランチ代を合わせて月7万5000円くらいが、今までのK子さんのお小遣いということになるようです。意外に使っていることが判明しましたね（笑）。他は、医療費に月3000円、教育費は月6万6000円、保険料は月6万円ですね。では、年単位の支出を見ていきましょうか。旅行・帰省の費用が年に30万円ですが、だいたい毎年これくらいですか。

K子　年に1回、夫の実家がある九州に帰省していまして。家族の飛行機代だけでもかなりお金がかかっちゃうんですよね。帰省だけでなく、本当はどこか旅行にも行きたいんですけど。

前野　行ってみたい旅行先はありますか？

K子　沖縄とか近場の海外に行きたいんですけど、40万〜50万円は最低でもかかるだろうと思うと、なかなか今の家計では出せないです。

前野　分かりました。最後は冠婚葬祭費ですね。年間22万円の内訳を教えていただけますか。

K子　これは、結婚式のご祝儀に、あとは出産祝いとか友人へのプレゼント代ですね。