生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。
<読者の悩み>
幼稚園に転園させた4歳娘が毎朝「仕事に行かないで」と困らせます。
Q.娘を0歳から3年間保育園に通わせていましたが、小学校入学を視野に入れ、この春より、小学校に併設されている私立幼稚園へ通わせ始めました。
夫婦共働きなのですが、その幼稚園は延長保育が充実していないので、毎日のお迎えは定期契約したベビーシッターさんにお願いしています。周囲は専業主婦の家庭が多いため、お友達のお迎えのほとんどはお母さん。娘は自分だけ母親が迎えに来ないことをとても寂しがっており、毎朝、「お母さんお仕事行かないで」「お母さんがお迎えに来てくれないなら、幼稚園に行きたくない」と困らせるようになりました。
「ディズニーランドに行ったり、おいしいものを食べたりするには、お母さんも働いてお金をもらわないといけないんだ。〇〇ちゃんが幼稚園に行っている間や、おうちでベビーシッターさんと過ごしてくれている間、お母さんもすごく頑張っているからね」と伝えてみるものの、あまり効果がありません。
親の共働きのこと、母親がお迎えに来ないことを、どのように子どもに納得させればいいのでしょうか。効果的な伝え方がありましたら教えてください。
(35歳女性、子どもは4歳)
転園後にお子さんが今までとは違う様子を見せると、ママも気持ちが揺れ動いてしまいますね。
でも、こういうときこそ、「なぜその幼稚園に転園させたのか」という原点に立ち戻り、迷いを断ち切りたいところ。きっと転園に当たっては、「先生が素晴らしい」「教育方針が合っている」といった理由があったはず。「子どもにはより良い教育を受けさせたい」といった信念もあると思います。
親が信念を持ち、納得しているかどうかは、子どもにはストレートに伝わるもの。逆に、親に迷いがあると、「前の保育園や先生がよかった」など、あれこれ困らせることを言ってしまうものです。
まずは、なぜ転園したのかを振り返り、それを改めてお子さんに伝え、新しい幼稚園に前向きに通えるような言葉をかけていきたいですね。 (次ページへ続く)
次ページから読める内容
- 子どもは自分の周囲しか見えていない。隣のクラスにまで視野を広げる
- お金を理由にするのでなく、ママの仕事内容を丁寧に説明する
- ベビーシッターへの信頼感を子どもに伝える
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