生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。今回は、麻生マリ子さんが読者の悩みにお答えします。

<読者の悩み>

両親を手助けしたく送金を続けることは親の呪縛? 妻に隠していることも心苦しい。

Q. 私の両親は障がい者を支援する事務所を運営しています。会社員のように引退の線引きがなく、60代の今も資金繰りに苦労しながら細々と続けている状況です。

 そんな中、自分たちの生活費ではなく、事業を続けるための資金として、年に何回か長男の私を頼って連絡があります。数十万単位で貸しては返してもらっているのですが、数回に一度は返してもらえず、そのことを強く言えない自分がいます。

 介護や生活費のための仕送りであれば妻に堂々と相談できるのですが、親が好きで続けている事業のことなので妻には言えず、内緒で私の給料とボーナス内でやりくりをしています。大学まで行かせてもらいお世話になってきた恩返しだから、いつまで続くか分からない今の状況を仕方ないと思っていましたが、最近友人に話したところ、それは親の呪縛だと言われてしまいました。

 送金をストップすることで親が困る状況は見ていられません。が同時に、日ごろから教育費や老後のことを心配している妻に隠し事をしていることも心苦しく、どうしたらよいでしょうか。

(30代男性・子どもは5歳)

回答者: 麻生マリ子さん(家族心理ジャーナリスト)

 「お金を貸すときは、返ってこないものと思うがいい」などと言われますが、ご自身も決して余裕があるわけではない中で、なかなかそうは割り切れませんよね。しかも、相手は親。赤の他人と違って、ないから無理だと突っぱねることもできず、また返済を強く取り立てることもできないということを、ご両親も分かって依頼してくるのだと思います。
 ただ、このままずるずると送金を続けるのは、これから説明する理由から、あなたとあなたの家族にとっても、ご両親にとっても危険だといえます(次ページへ続く)

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次ページから読める内容

  • 送金は、恩返しではなく、甘やかしだと気づいて
  • ご両親を信頼して、手を放すのも優しさの一つ

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