生きていれば、必ずあるのが悩みのアレコレ。子育て、仕事、人間関係…など様々な読者の悩みに、著名人や専門家が答えます。今回は、子育て教育費の“本当の話”をまとめた『教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール(日経DUALの本) 』の著者、ファイナンシャル・プランナーの前野彩さんが読者の悩みにお答えします。

<読者の悩み>

勧められるがままに入った保険。年間で170万円も保険料を支払っています

Q. 夫と小学校1年生の長女、保育園の次女の4人家族です。

 6年ほど前、保険ショップのFPに相談して、終身保険や収入保障保険、医療保険、個人年金保険など数種類の保険にまとめて加入。現在、月払い4万8000円、年払い113万1000円、合計で年間170万円ほどの保険料を支払っています。

 今年から家計簿を付けるようになったのですが、なかなか貯蓄が増えません。保険の見直しをして少しでも家計を改善したいのですが、本当に解約しても大丈夫なのか分からず、不安です。

(神奈川県在住 41歳F美さん)

回答者: 前野彩さん(ファイナンシャル・プランナー)

 結婚やお子さんの誕生を機に「何となく不安だから」と入りがちな保険。ご相談者のF美さんご夫妻も、勧められるがまま数種類の保険に加入したものの、多額の保険料が家計を圧迫しているようです。

 実は「もしものときの保険が必要かどうか」「必要な保障額はいくらか」などは、それぞれの家庭によって大きく異なります。まずは、家計と資産の現状を洗い出し、「どちらかが亡くなったときのライフプランとお金」をシミュレーションすることが必要です。

 では、F美さんに詳しくお話を伺っていきましょう。

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